西武ライオンズは15日のオリックス戦(京セラドーム)で0―2の零封負けを喫した
先発の高橋光成投手(28)は初回に1点を失ったものの、2回の無死満塁のピンチを無失点で切り抜け、7回を4安打1失点(自責0)という成績でまとめた
しかし、打線からの援護がなく、今季2敗目を喫した
昨季は0勝11敗に終わった高橋は、この日の敗戦で2023年9月10日の日本ハム戦(エスコンフィールド)から19試合連続で未勝利となり、自身にとっては13連敗となった
降板後、高橋は「粘り強く投げ、試合の中でうまく修正できました
久しぶりに長いイニングを投げられたのも良かったし、先発としての仕事はできたと思っています」と前向きにコメントしたが、白星からは遠い状況にもどかしさが募るばかりであろう
高橋に対するメジャースカウトの評価は厳しい
あるスカウトは、「昨年のような自分の体を扱えていないように感じる」と話し、「高橋光成といえばこれという特徴がない」との課題も指摘した
特に、彼のフォームはアメリカに多いオーソドックスなオーバースロータイプであり、「チームメートの今井君のような独特のフォームと空振りを取れる変化球がないと、正直埋もれてしまう」と続けた
現状ではいかに高橋が評価されているか、またその課題についても検討されているが、シーズンはまだ序盤であり、結果を求めて見返すチャンスは十分に残されている
高橋光成投手の現状は非常に厳しいものとなっています。良い投球をしても勝てないという状況は多くの投手に共通する悩みですが、特にメジャースカウトからの評価が低いことは、彼にとって大きなハードルとなることでしょう。ただ、シーズンはまだ始まったばかりですので、今後の成長と結果が期待されます。
ネットの反応
西武ライオンズの高橋光成選手が、13連敗を記録した後にメジャー挑戦を目指す中で、多くのファンから厳しいコメントが寄せられました
コメントには、彼の実力や運に関する意見が多く見られ、「実力だけでなく運も必要だ」との声がありました
また、去年からの勝ち運のなさを指摘するコメントもあり、チーム全体の状況が影響しているとする意見もありました
他にも、光成選手がメジャーに挑戦する意義について「メジャーで活躍することが目的ではなく、行くこと自体が目的」といった意見もありました
このような意見からは、高橋選手がメジャーで通用するのかという不安が伝わってきます
多くのコメントでは、「まずは日本で突出した成績を残す必要がある」との意見が共通して見られ、直接的にメジャーに話が及ぶ前に、国内での結果が求められていることがわかります
ファンの中には、「髪型をどうにかしたら応援する」といった軽妙な意見や、「立ち直り投げた」と高橋選手の努力を称賛する声もありましたが、それでも「メジャーは厳しい」という意見が多数を占めています
彼の投球スタイルや制球力に対する不安も指摘されており、特に四球や安打に苦しむ姿勢が心配されています
これにより、成功が難しいのではないかと懸念されています
全体として、ファンは高橋選手に対して辛辣ながらも愛情を持って応援している様子が伺え、彼の今後の成長と挑戦に期待を寄せつつも、その現実を真摯に受け止めているという状況が見えます
ネットコメントを一部抜粋
実力もそうだけど人生運も必要だからな
メジャー志望の選手は、メジャーで活躍することじゃなく、メジャーに行くことが目的だから、埋もれようが成績残せなかろうが関係ない。
運のない結果でしたが、そのうちに勝てますよ 焦らず自分のやれる事を進めて欲しい。
メジャーが合う合わないもあるから挑戦してみないと分からないけど、去年の上沢や今年の青柳、小笠原なんかをみてると今の高橋光成では厳しい気がする。
夢を持つことは自由だけど、今自分のすべきことを誠実に果たしていくことで周りの評価を変えるしかない時かも
キーワード解説
- 零封負けとは?:試合で得点を与えずに負けることを指します。特に投手力が強く、相手の打線を抑え込んだ際に使われる言葉です。
- オーバースロー投手とは?:投手の投球フォームの一つ。肩の位置が高く、腕を水平に振り下ろしてボールを投げるスタイルです。
- 変化球とは?:ボールが投げられた後に進行方向を変える球種のこと。ストレートとは異なり、バッターが打ちにくくするために使われます。
- ピンチとは?:野球で、得点を奪われる危険がある状況を指します。無死満塁や一死三塁など、相手の得点の可能性が高い場面で使われます。