今回は、野球専門店・ベースマン立川店の店長、星徹弥さんによる高校野球用品のトレンドチェックをお届けします
特に、金属バットの最新動向に焦点を当てていきます
新規準バット導入からの変化
昨年春から運用が始まった新規準バットの影響が、選抜大会に現れています前選抜大会においては本塁打が3本（内訳：スタンドイン2本、ランニングホームラン1本）でしたが、今大会ではそれが6本（スタンドイン4本、ランニングホームラン2本）に増加しました
これは、選手たちが新しいバットに徐々に慣れてきている証拠と星氏は指摘します
金属バット業界の戦国時代
新たに導入されたバットのレギュレーション変更は、ミズノとSSKの2強時代を崩しました今、金属バット業界は多くのブランドが競争する戦国時代に突入しており、特にゼットとイーストンが新たな人気を集めています
星氏によると、ゼットのバットはその太さの変更による視覚的な訴求力が高く、選手に支持されています
急成長するマルチブランド
メジャーリーグでも知られるマルチが今大会で急成長しており、使用選手が30人以上に達しました昨年大会では数人の選手が使用しただけのブランドですが、使用率はなんと9割近い数字を記録しました
これは、選手らがこのバットの飛距離と性能を高く評価している証拠です
選手たちの信頼
星氏は、特に花巻東高校の選手たちがマルチのバットを使用して成功を収めたことから、今後もこのブランドが重視される可能性が高いと述べていますなぜなら、マルチのバットは芯に当たらなくても飛ぶ特性を持っているからです
春の高校野球大会は新作バットのトレンドが注目される場ですが、特に金属バットの新規準が選手たちのプレイに与える影響が鮮明です。選手たちの間で人気の高いブランドが登場し、競争が激化する中で、パフォーマンスの質も飛躍的に向上しています。この変化が今後の高校野球のスタイルにも影響を及ぼすだろうと思われます。
ネットの反応
コメントでは、「魚雷バット」に関連する思い出や使用感について、多くの人々が語っています
特に、過去の甲子園での使用や、選手たちの名前が挙げられ、その影響力を懐かしむ声が多いです
例えば、「NPBだとタフィローズのバットも形はこんな形でしたよね」との指摘があり、様々な選手がこの形状のバットを使用していたことが示唆されています
また、「元木が使ってたなら大谷は絶対に使わないな」といった意見もあり、元木選手の愛用が現代選手への影響を考察する材料となっています
他には、「中学高校時代はウイングフライトには、大変お世話になりました」というコメントもあり、当時のバットが選手たちに卓越した感覚をもたらしたことが伺えます
さらに、「SSKはウイングフライト、ダイナマイト人気ありましたね」と、多くの異なるモデルが会話に上がり、当時のバット戦国時代を思い出させる声が再確認されています
特に、振り抜きの良さや打球音についての懐かしい記憶も共有されています
また、「私は使わなかったけど」というような個々の使い方の違いに関するコメントは、個人の野球人生における選択や経験が影響を与えたことを感じさせます
中には、「自分に合ってたバットなのかも知れない」と過去のチャンスを振り返る深い感慨を持つ意見もあり、感情的な結びつきが伝わってきます
全体として、魚雷バットに対する愛情や思い出が集まり、単なる道具を超えた存在として位置づけられています
ネットコメントを一部抜粋
NPBだと、タフィローズのバットも形はこんな形でしたよね。
元木が使ってたなら大谷は絶対に使わないな。
中学高校時代はウイングフライトには、大変お世話になりました。
当時SSKはウイングフライト、ダイナマイト人気ありましたね。
振り抜く際、インパクトからフォローにかけてスーッと軽く抜ける感じが不思議な感じでしたね。
キーワード解説
- 金属バットとは？金属製のバットで、木製バットに比べて軽く、遠くに飛ばしやすい特徴があります。
- レギュレーションとは？ある活動や競技におけるルールや規則のことを指します。バットの仕様に関しても規定があります。
- 使用率とは？特定の製品が実際に使われる割合のことです。例えば、持ち込まれたバットの中で実際に試合で使用された数を示します。
