新たに加入した先発投手トレバー・バウアーを含め、ジャクソンやケイといった昨季からの所属選手を加え、今シーズンは外国人投手が3人という贅沢な先発ローテーションが実現しました
このような事例は、プロ野球界でも非常に珍しいものであり、特に先発投手の役割は、試合を優位に進める上で非常に重要です
一方で、先週の阪神戦では雨天による影響でノーゲームとなる事態がありましたが、5試合の中で3試合が外国人投手による先発という状況が見受けられました
このように、複数の外国人投手が同じシーズンに先発を担うことは過去にも何度かあり、特に2002年はバワーズ、グスマン、ホルトという3名が2桁の先発登板を記録しています
2002年のバワーズは、来日2年目でありながら24登板中21試合に先発した秀才投手
前年は26試合に登板し3勝13敗、防御率4.39という成績でしたが、先発ローテを守った実績が評価され残留を果たしました
特筆すべきは、巨人戦において初完封勝利を挙げたことです
また、グスマンはテスト入団からベイスターズの一員となり、19登板中13試合に先発しました
初め中継ぎとして起用されましたが、後に先発へ転向し、5勝5敗の成績を残しました
シーズン後には「ドミンゴ」と名前を変更し、中日、東北楽天といった他球団でもプレーしました
ホルトも同年途中に加入し、19試合登板中13試合に先発
7月には巨人戦初登板で完封勝利を収めるなど、シーズンを通して6勝を挙げましたが、最終的には10敗を喫しました
さらに2004年にはマレン、ウォーカー、セドリックの3人が2ケタ以上の先発登板を記録するなど、横浜DeNAベイスターズの先発外国人投手陣は、常に注目の存在として名を馳せています
横浜DeNAベイスターズの今年の外国人投手陣は、非常に期待が持てる布陣です。ジャクソン、ケイと共に来日したバウアーの存在は、チーム全体に良い影響を与えているでしょう。過去にも成功した外国人投手たちの例を考えると、このシーズンは非常に重要な年になるかもしれません。
キーワード解説
- 外国人投手とは？プロ野球において、外国から来た選手が所属する投手のことを指します。特に、日本のプロ野球では、一定数の外国人選手をチームに登録することが求められています。
- 先発ローテーションとは？試合ごとに先発投手を決めるシステムで、チームの主力投手が定期的にマウンドに上がることを目的としています。
- 防御率とは？投手が与えた自責点を元に計算される指標で、数字が低いほど投手の成績が良いとされます。
