この日、阪神は広島に対し2－5とリードされている場面で、3回の攻撃を迎えた
2死一塁、カウントは2ボール2ストライク
阪神の村上頌樹投手（26）が投じた外角高めの直球は、広島の9番打者、森下に空振りをもたらしたかのように見えた
しかし、その瞬間、球場はざわつく
球審の判定は三振ではなく、ボークだった
ボークとは、投手が投球動作の途中で不正な動作を行なった場合に適用されるルールであり、走者が進塁することを許可する
この判定は、村上がセットポジションに入る動作で完全に静止していなかったと判断されたことから来たもので、観客もその瞬間に気付き、多くの人々が驚きと戸惑いの声を上げた
阪神の藤川監督はすぐに球審に確認し、三塁塁審の山村から「ボークがありましたので、走者を二塁に進塁し、打者打ち直しとなります」と場内アナウンスがなされ、その瞬間に「え～」という悲鳴が球場に響き渡った
結局、その後の打席で村上は2死二塁の場面で外角低めの直球を投じ、再び森下を空振り三振に仕留めることに成功した
今回の微妙なボーク判定は、プロ野球におけるルールの厳格さと審判の判断力が問われる瞬間を示しました。球審の対応に対し、選手や観客からは異論もありましたが、試合の流れに重要な影響を与えることがあるため、ルール遵守の大切さを再確認させられる事例でした。
ネットの反応
今回の試合に対するコメントは、主に村上投手のボーク判定に関する意見が多くを占めています
多くのファンが「ボーク判定がなぜ取られたのか？」と疑問を投げかけ、さらには「その場面でのボークは納得がいかない」という声もありました
また、試合の流れや審判の判定に対して不満を抱いているファンも多く、「阪神の時だけややこしい判定がある」といった指摘がありました
このような意見からは、ファンが試合の公平性に敏感であることが伺えます
また、実況や中継に関しても「CMが多くて状況が分からない」という不満があり、試合を観戦する上での情報提供の重要性が浮き彫りになりました
さらに、村上投手の調子や心身の状態に対する懸念の声も寄せられ、シーズンを通してのパフォーマンスに対する期待が示されています
全体として、ボーク判定をきっかけに、審判の技量や選手の調子に対する議論が広がり、ファンの試合への熱い思いが伝わってきます
ネットコメントを一部抜粋
村上は次の登板に備えて
場面考えたらわざわざいいやろ、と思う。申告もなかったし、
ピッチャーの打席でボークとってもダラダラした試合になるだけ
金払ってプロのファール狙いの打撃、誰が見たいん？
久しぶりに聞いたラジオ実況に驚き、状況が理解できなかった。
キーワード解説
- ボークとは？：ボークとは、投手が投球動作の途中で不正な動作を行った場合に適用されるルールのことで、走者が進塁することを許可する。
