オリオールパークで行われたガーディアンズ戦に先発
メジャー移籍後最長の７回を投げて５安打２失点、３奪三振で２勝目（１敗）をマークした
菅野選手は、初めての中４日での登板にもかかわらず、６種類の投球をバランス良く利用し、わずか８７球で７回を投げ切る円熟のピッチングを披露した
本拠地のファンからはスタンディングオベーションで迎えられ、チームを今季初の２連勝へと導いた
試合中、菅野選手はスタンディングオベーションに気づかず、試合後にファンの反応を知ることになった
「えっ？ 本当ですか？ 僕はもう１イニング投げるつもりだったので
日本ではこの球数で降りたら、リリーフからブーイングを受けると思う（笑）」と述べ、自己の登板状況について語った
この日は、チーム状況が厳しい中での登板となったが、菅野選手は「先発投手が苦しい状態で、そういう時に頼りにされるのは本当に嬉しい
選手冥利に尽きる」と胸を張った
３回に２本のソロホームランを浴びるも、集中力は保ち続けた
スプリット、カーブ、スライダーを中心に、的を絞らせない投球を展開し、制球力も抜群で無四球に抑えた
ハイド監督は「本当にファンタスティック」と評価し、菅野選手の投球に感嘆した
メジャーレベルでの適応に時間がかかったが、「だいぶ環境に慣れてきた」という菅野選手は、食事や休養、睡眠を重視し、今や最高のコンディションであると認めた
「よく寝られているし、よく食べられている」と語り、最後には自己採点として「６５点ぐらい」と厳しい評価を下すなど、さらなる向上心を見せた
まとめ
菅野選手は、メジャー初の中４日での登板を経て、「自分が思ったところに投げられた」と自身の投球に手応えを感じている様子が窺えるメジャーリーグでの経験を積む中で、さらに成長を目指し続ける菅野選手の活躍が期待される
菅野選手がメジャーリーグで本拠地初勝利を挙げたことは、日本のファンにとっても非常に嬉しいニュースです。初めての中４日での登板や多種類の球種を使った投球は、彼の成長を示しており、これからの試合でもさらなる活躍が期待されます。
ネットの反応
オリオールズでの菅野智之選手が、本拠地での初勝利を挙げたことに対するコメントには、彼の投球力とコントロールの素晴らしさを称賛する声が多く見られました
「ハードヒット率や被打率が高い中でしっかり抑えた」という意見や、「コントロールが流石だった」とする感想が寄せられ、ファンはその安定性に感激しています
また、他所様からの情報分析が素晴らしいとの指摘もあり、菅野選手が周囲の期待に応えていることに関する意見がたくさんありました
さらに、彼がメジャーに移籍した当時について「もし5年前に行っていればサイ・ヤング賞も可能だった」との思いを口にするファンもおり、移籍時期についての後悔の声も聞かれます
彼の年齢を考慮し、「燃え尽きることなく頑張ってほしい」という激励もありました
菅野選手のピッチングスタイルについての分析もあり、特に低めを意識した投球が成功の要因だとするコメントや、「変化球のコンビネーションが良かった」という意見も多かったです
試合中に2本のソロホームランを打たれたことに関しても、「それでも落ち着いて投げ切った」と評価され、試合展開に関する関心も寄せられています
菅野選手の今後の活躍に期待するコメントや、彼を応援する声が絶えない中、メジャーリーグでの挑戦を続ける姿に、多くのファンが元気をもらっている様子が伝わってきます
ネットコメントを一部抜粋
ハードヒット率や被打率も高いのによく抑えたなぁって印象だった、コントロールは流石だったわ
途中ソロ2発と見て気を揉みましたが、結果勝ち投手となってよかったです。
連続ホームランにも動じず、まさにベテランの投球を感じました。
菅野のWHIPって0.89 0.99 1.12 1.09 0.94なんですよ。
この出だしが菅野選手をもっと良くする様に思います。
キーワード解説
- スタンディングオベーションとは？観客が立ち上がって拍手を送り、選手やチームに敬意を示す行為のことです。
- 奪三振とは？投手が相手バッターを三振に打ち取ることを指し、ピッチャーの能力を示す重要な指標の一つです。
- スプリットとは？直球と変化球の中間的な球種で、投げ方によって急に落ちる特性があります。打者を欺くために使われます。
