西武の川瀬が殊勲の守備と出塁も、無安打負けの悔しさを味わう

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◆西武2―1ソフトバンク(18日、ベルーナドーム)【コラム/好球筆打】 試合終了後、川瀬選手は自身のパフォーマンスに猛省していた

昨年秋に行った左膝の手術の影響で、完全なコンディションには戻っておらず、不動のリードオフマン・周東選手の代わりに1番を任されながらも、結果は3打数無安打

チームは3年ぶりに「無安打負け」という屈辱を味わった

そのため川瀬選手は「せっかく1番を任せてもらったのに仕事ができなかった

チームに本当に申し訳ないです」と悔しさを露わにした

しかし、実際のプレーを振り返ると、川瀬選手には光るプレーもあった

初回の1打席目では四球を選び出塁

その後、1死の場面では3番の栗原選手の打席で今季初盗塁も決め、好機を演出する働きが見られた

守備でもその腕前を発揮した

0-1で迎えた五回には、1死二、三塁の場面で、3番平沼選手の打った前進守備の後方へ飛んだ打球を懸命に追い、外野方向へ滑り込む形でのスライディングキャッチを成功させた

名手として知られる今宮選手に負けず劣らずのスーパーキャッチであり、追加点を阻止した

この試合の結果こそ勝利には結びつかなかったものの、故障者が続出しているチームにおいて、川瀬選手のように与えられた役割をしっかりと果たす選手が重要だ

先発出場した16日の楽天戦では、2本の二塁打を放つ仕掛けを見せた上、1打席目は9球、2打席目は12球粘り抜く姿勢を見せていた

このような「フォア・ザ・チーム」の精神を持って戦える選手の存在は非常に貴重であり、特に若手選手には良い手本として捉えられるべきだ

(石田泰隆)川瀬選手のプレーには苦しい場面でもチームのために尽力する姿勢が見られました。特に無安打負けという悔しい結果にもかかわらず、守備のスーパーキャッチや出塁の貢献は評価されるべきです。選手としての成長を期待しつつ、若手選手への良い手本となることでしょう。今後の活躍に注目です。
ネットの反応

川瀬晃選手の実力とチームでの重要な役割がコメントの中で強く言及されています

多くのファンは彼がリーグ優勝に貢献した選手であり、信頼される存在であることを強調しています

特に、「ムネリン2世」とも称される川瀬選手には、今後さらなる活躍を期待する声がありますが、現在のソフトバンクホークスにおいては、川瀬選手への期待が大きすぎるのではないかという懸念も表明されています

若手選手が自分の為に打席に入り、チームのために果敢にプレーしていく姿勢を見習う必要があると、多くのコメントが示唆しています

また、若手選手のプレーがまだ「フォア・ザ・チーム」の精神に則ったものではなく、エラーが多発している現状を憂う意見もあります

川瀬選手のような選手にこそチャンスを与えるべきとの声もあり、若手選手たちにもっと積極的に起用してワクワクできる打線を作ることが求められています

さらに、川瀬選手のユーティリティ性が高く、代走や守備固めでも活躍可能であるため、その立場が逆に彼の出場機会を減少させてしまっているとの指摘もなされています

ファンは、川瀬選手を中心にチームの雰囲気を明るくし、メンタルを高める役割を期待しているようです

しかし、川瀬選手自身がもっとプレッシャーなくプレーできる環境も重要であると、多くのファンが共通して感じているようです

全体として、コメントは川瀬選手への期待と、若手選手の成長の必要性に焦点を合わせており、チームの未来に対する希望を持つファンの心情を反映しています

ネットコメントを一部抜粋

  • 川瀬はそれだけの選手じゃない。
  • 正直上の人の評価が適正ではない。
  • プロである以上、勝ち負けも大事ですが、ワクワクできる打線を見たい。
  • 強いチームにはやっぱり雰囲気作りも大事。
  • 川瀬も他のチームに出た方が幸せだろうな。
キーワード解説

  • 無安打負けとは?試合中にヒットが1本も出ずに敗れることで、特に悔しさが増す結果とされる。
  • リードオフマンとは?試合の先頭打者として打順の1番を任される選手で、出塁率の高い選手が望まれる。
  • スライディングキャッチとは?飛んでくるボールを捕るために、地面に滑り込みながら捕球する技術で、難易度が高いプレーとされる。

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