ソフトバンク育成選手 大泉周也が1カ月ぶりの出場で初安打を記録

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◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク7―4オリックス(19日、タマスタ筑後) ソフトバンクホークスの育成2年目にあたる大泉周也外野手(25)が、約1カ月ぶりに2軍戦に出場し、今季初の安打を放ちました

大泉選手は「7番右翼」という位置でフル出場し、観客を沸かせました

試合は2回、無死満塁の場面で、フルカウントから先制の四球を選び、続く3回には無死一、二塁の場面で、先発の寺西成騎選手の初球の真っすぐをはじき返し、右越えの適時二塁打となりました

大泉選手はヒットを放ったことについて、「初球に真っすぐが来たら思い切っていこうと思っていた

」と振り返り、「(安打が)1本出て楽になった」とコメントしました

5回には打球が中飛となり、「(バットの)芯に当たったのでセンターが越えるかなと思ったけど、風には勝てなかった」と軽い苦笑いを浮かべました

7回の打席では三邪飛に終わるものの、今試合の出場で得た手応えを感じていたようです

大泉選手は山形県出身で、山形中央高から日本製鉄鹿島を経て、独立リーグの福島レッドホープスから育成ドラフト1位でホークスに入団しました

彼は一昨年、ルートインBCリーグで本塁打王を獲得した実績を持つ強打者です

また、春季キャンプでは2軍のB組に参加しており、ウエスタン・リーグでの出だしが4試合無安打に終わった後、3軍で調整を続けていました

ファーム非公式戦では28試合に出場し、打率3割5分6厘、2本塁打をマークするなどの成果を上げ、この18日に2軍に合流しました

彼は「3軍で結果を出しても2軍の投手だったらどうだったかを振り返りながらやってきた

早く上がりたい思いだった」と心境を語りました

試合後、大泉選手は長谷川勇也R&Dグループスキルコーチとともに、スイングのチェックを行い、さらなる成長を目指しました

「最後の打席で左肩が先に出る癖が出てしまったので、下半身を粘ることを意識して練習した」とのこと

彼の支配下登録の枠はあと四つ残っており、「自分がやるべきことは変わらない

頑張り続けるしかない」と強い意志を見せました

(浜口妙華)この記事からは、大泉周也選手の成長や努力の姿勢が伝わってきます。試合での安打は彼にとって大きな意味があり、今後の更なる活躍が期待されます。彼のように、自分を高めるために努力を続ける姿勢は、他の選手たちにも良い刺激となるでしょう。これからも大泉選手の動向に注目していきたいと思います。
キーワード解説

  • 育成選手とは?:育成選手は、プロスポーツチームにおいて、将来の主力選手として育てるために契約された選手のことを指します。
  • 二塁打とは?:二塁打は、打者が打球を打った後、1塁と2塁の間を走り抜けるヒットの一種で、得点の機会を高める重要な打撃のことを言います。
  • 四球とは?:四球は、投手がストライクを投げられず、バッターが3回ボールを選んだ結果、無条件で1塁に進めるルールです。

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