森下翔太、猛打賞も阪神は完封負け 修正力で勝利を目指す

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「阪神0-3広島」(19日、甲子園球場)での試合中、阪神の森下翔太外野手が2試合ぶりに今季4度目の猛打賞を達成しました

猛打賞とは、一試合で3安打以上を記録することを指し、選手の打撃力を示す重要な指標です

森下選手はこの日、一塁上で何度もベンチを鼓舞し、強い意志を見せました

初回には2死の場面で特大ファウルの後、床田のカットボールを捉え左前へヒットを放ちました

6回には2死一塁の場面でも再び左前打でチャンスを演出しました

彼は今季、床田投手に対しては開幕2戦目で本塁打を記録するなど、6打数3安打と高い打率を維持しており、現在の打率は.500という素晴らしい成績です

「深いことを考えたら術中にはまる」と語った森下選手は、相手に流されず自分のペースを崩さない戦略が功を奏しています

この日もファーストストライクからスイングすることで、狙ったボールを逃さない意識を持ってプレーしました

8回にもハーンから右前打を放ち、最後まで勝利に向けた姿勢を崩しませんでした

しかし、チームは今季3度目の完封負けを喫し、試合の流れをつかむことができませんでした

森下選手自身は4試合連続安打を記録していますが、チーム全体としての調子は上向いていないのが現実です

次回20日の試合では先発の森投手と対等に戦うため、「いい投手なので先制点を取れるように頑張りたい」と意気込みを見せました

森下選手は、今季の打率.329でチームトップの成績を収めており、「試合によって1打席目がダメだった時、いかに修正できるかに重きを置いています」と、試合ごとに成長する姿勢があります

今後、猛虎打線を引っ張り、聖地の虎党に勝利を届けるために全力を尽くすことでしょう

森下選手の活躍は素晴らしい一方で、チームとしての成績が振るわない現状が気になります。選手の努力を裏切らないためにも、チーム全体での連携強化が求められるでしょう。次の試合での巻き返しに期待が高まります。
キーワード解説

  • 猛打賞とは?一試合で3安打以上を記録することを指し、選手の打撃力を示す重要な指標です。
  • カットボールとは?投手が投げるボールの一種で、ボールが横に変化することで打者を惑わせます。
  • ファーストストライクとは?打者がボールを打つ際の最初の球で、一般的に重要な打撃の要素とされています。

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