新監督・川口知哉氏が初陣を飾る、龍谷大平安が洛西に圧勝

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◆春季京都府大会 ▽1次戦2回戦 龍谷大平安10―0洛西=6回コールド=(19日・龍谷大平安ボールパーク)春季京都府大会において龍谷大平安が洛西を相手に圧倒的な勝利を収めた

この試合は、6回コールドゲームで10対0の結果となり、新しく就任した川口知哉監督(45)の公式戦初陣が成功を収めた

川口監督は元オリックス選手であり、高校時代には名門龍谷大平安で左腕エースとして活躍した

監督としての采配を求められる中、彼は「選手には普段通りやって欲しいとだけ伝えた」とコメントし、コーチとして培った経験が生かされていると述べた

彼は過去に2回代行での采配経験もあるため、特に緊張感なく指揮を執ることができたという

川口監督の就任は、元監督原田英彦氏が部員への体罰問題で退任した後の新たな出発でもある

原田氏は甲子園に春夏で19度の出場を果たした名監督であり、その足跡を受け継ぐ川口監督には大きな期待が寄せられている

川口監督は「選手がやりやすい形を求めていきたい」と強調し、指導のスタイルについても言及

女子プロ野球での指導経験を基に、「怒るだけでは難しかった

その点は今の時代に合っているかな」とし、選手のパフォーマンスを引き出す環境作りに注力する姿勢を見せた

この日は主将で4番の鏡悠斗選手(3年)が、5回無死一、三塁の場面で右越えの3ランホームランを放つなど、打線が鋭い攻撃を展開

チームは13安打で10得点と、攻守ともに力を示している

投手陣も背番号18の河内慶選手(3年)が6回を無安打無失点に抑え、完璧なピッチングを披露した

甲子園に歴代最多76度の出場を誇る龍谷大平安だが、近年は京都国際高校などの台頭により、4季連続で甲子園出場を逃している

川口監督は「京都国際が一つ上という感じはする

このままでは終われない

『京都は平安や』と言うのを見せつけたい」という決意をコメントし、母校の再建へ向けて強い意志を示した

川口 知哉
1979年8月25日生まれの45歳

平安高校では左腕エースとして97年のセンバツで8強、同年夏には準優勝

2004年に現役を引退し、女子プロ野球の京都などでコーチや監督を務め、2022年に母校のコーチに就任

この試合は、新たに監督に就任した川口知哉氏にとっての初陣でした。昨年の成績から立ち直るために、彼の指導がどのように作用するのかが気になる点です。選手たちも新たなスタートを切り、いい結果を出せたことは今後の自信に繋がるでしょう。監督が選手たちを信じ、サポートするスタンスは、現代のスポーツ指導においてとても重要な要素です。
キーワード解説

  • 監督とは?監督は、スポーツチームの指導者のことを指します。選手の練習メニューや試合戦略を立て、チームの成績を向上させる役割を持っています。
  • コールドゲームとは?コールドゲームは、試合が一定のスコア差によって早期に終了するルールのことです。通常、6回以降に10点差以上がある場合適用されます。
  • エースとは?エースとは、そのチームで最も優れた投手のことを指します。通常、重要な試合で先発することが多く、チームの勝利に大きな影響を与えます。

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