これにより、板東選手は今季初の白星を手にしました
試合中、板東選手は「4イニング目くらいから良い感覚が出てきて、リズムにも乗っていけた」とコメントし、試合に臨む自信を見せました
初回には1死から死球を与えましたが、その後はフォークボールを用いてアウトを取ることに成功
2回と3回は三者凡退に仕留め、4回は内野安打を許しながらも、何とか失点を防ぎました
板東選手の投球の中で最速は143キロに達し、シャドーピッチングやキャッチボールを通じて感覚を掴んだと語っています
「4回ごろから、右側の臀部(でんぶ)を使ってしっかり立つことがよくなった
攻めていく気持ちはぶれないようにやっていた」と述べています
小笠原孝2軍投手チーフコーチ(48)は「カーブをどのカウントでも投げることができていた
それで真っすぐが生きた」と板東選手の策略を評価
また、3四死球のうち死球が2つあったことについて、板東選手は「当ててしまったことは申し訳ないけど、緩急を有効に使いつつ、打者がちょっとのけぞるようなインコースを課題にやっていた」と反省の意を表しました
現在7年目を迎える板東選手は、通算10勝(11敗)、1セーブ、22ホールドの実績を持ちますが、昨シーズンはプロ入り以来初の1軍登板なしに終わりました
彼は「強い真っすぐを取り戻したい」と意気込みを語りつつ、「球速が出ていなくても、コントロールを大事にし相手を支配する意識を持っている」と分析し、今後の成長に期待が寄せられます
板東選手の素晴らしい投球には目を見張るものがありました。7回を投げ切って無失点だったことで、今後の活躍に期待が高まります。これまでの苦労を乗り越えてきた彼には、さらなる成長を見せてほしいです。
キーワード解説
- シャドーピッチングとは?ピッチング練習の一種で、実際に投げずにスイングや投球動作を行うことで、体の感覚を調整する方法です。
- フォークボールとは?打者に対して球が落ちるように見える変化球で、打者はバッティングのタイミングを取りにくくなります。
- カーブとは?投球時にボールを回転させることで、進行方向が大きく変わる球種のことを指します。

