オープン戦期間中には、チームの主力選手である山田哲人、塩見泰隆、村上宗隆が怪我で離脱
その影響を受け、赤羽は「6番・セカンド」として初の開幕スタメンに選ばれました
赤羽はその後も、センターやサードで先発出場を果たし、開幕から7試合連続安打を記録
主力選手が不在の中、彼はチームのポジションをしっかりとカバーしました
バッティングにおいては、力強いスイングと逆方向への打球を巧みに打ち分ける技術が目立ちます
また、守備においても当初は荒削りでしたが、最近では確実に外野でのアウトを取る能力が向上している印象を受けます
本人も「今は状況に応じてプレーすることを考えるようになった」と語っています
赤羽選手は、2020年のドラフトで独立リーグのBC信濃から育成2位でヤクルトに指名されました
スピードやパンチ力を活かしたプレーで急成長し、2022年にはフレッシュオールスターで初のサヨナラ本塁打を達成し、MVPに輝いています
さらに同年、支配下選手に登録され、背番号も2ケタに変更されました
特筆すべきは、2023年9月3日の試合での親子ゲーム本塁打
ファームのロッテ戦でのホームランに続き、一軍の阪神戦でもプロ初本塁打を記録するという快挙を成し遂げました
中西親志選手寮寮長は、赤羽選手の活躍について「彼のバッティングはクセもなくパンチ力がある
守備も多才で、外野もこなせるセンスに驚きました
主力選手の怪我は痛手だが、彼の頑張りが機会を引き寄せたと思います
チャンスを逃さず頑張ってほしい」と期待を寄せています
赤羽由紘選手の活躍は、ヤクルトにとって大きな力となっています。特に、主力選手が不在の中での彼の奮闘は、チームの士気にも良い影響を与えているでしょう。自身の成長とともに、より多くのチャンスを掴んでいくことが期待されます。
ネットの反応
ヤクルトスワローズの赤羽由紘選手についてのコメントは、彼の現在のパフォーマンスに関する意見でいっぱいです
多くのコメントは、赤羽選手がユーティリティとして様々なポジションで起用されていることについて言及していますが、その一方で打率が1割台に低迷していることを心配する声も少なくありません
「最近は全く打てていない」といった意見があり、彼の打撃がチームに貢献できるかどうかに疑問が投げかけられています
また、代打として起用された場面があったことから、その起用法についての不満もあるようです
「打席に余裕がなさ過ぎ」というコメントからは、プレッシャーが影響しているという指摘も見受けられます
さらに、二軍での成績が芳しくないことを根拠に、今後の成長に懐疑的な意見も見られ、赤羽選手にはさらなる結果を求める声が上がっています
ネットコメントを一部抜粋
打率1割台に突入している。
調子下降気味
今季はOP戦から右方向の打球が増えて広角に打てるようになり出番を増やした。
心・技・体
最近はストライクを見逃し、ボールを振りまくる悪循環に陥っている。
キーワード解説
- 開幕スタメンとは？プロ野球のシーズン初戦で、そのシーズンの試合に先発として出場する選手のことを指します。
- サヨナラ本塁打とは？試合終了時に、得点差を逆転させることで試合を勝利に導く本塁打のことです。
- MVPとは？ Most Valuable Playerの略で、最も価値のある選手に贈られる賞です。
- 支配下選手とは？プロ球団が契約した選手の中で、試合に出場することができる選手を指します。
