日本ハムドラフト1位・柴田獅子投手、イースタンリーグでの衝撃のデビュー

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2025年4月20日、イースタン・リーグのオイシックス戦が鎌ケ谷で行われ、日本ハムのドラフト1位選手である柴田獅子投手(19歳)が待望の投手デビューを果たした

柴田は自己最速となる151キロを記録する直球を武器に、わずか12球で3者連続三振を奪った

試合を視察していた栗山英樹CBO(63歳)や、大阪遠征中の新庄剛志監督(53歳)の期待も高まった

柴田投手のパフォーマンス

プロ初登板の柴田投手は、非常に冷静な態度でマウンドに立った

彼が注目したのは、打者の心理だ

柴田は「こう投げたら抑えられる」という思考のもとに投球を行い、持ち味の直球とスライダーを駆使して打者を翻弄した

特に初打者の坂口選手に対しては、151キロの直球で見逃し三振を奪うなど、圧倒的な内容を見せた

彼は「(緊張は)全くないです

良い球を投げられた」と自信満々にコメントした

打者心理を理解するピッチャー

柴田投手は「『ピッチングマシンだと打てるじゃないですか』と言うが、人が投げることには心理がある」と述べ、単なる技術ではなく、打者との駆け引きが重要であることを強調した

彼の理論は、ピッチャーが持つ遊び心によって、バッターを打ち取るための引き出しが増えるという考え方に基づいている

スライダーの多様性
柴田はスライダーに関して独自のアプローチを持ち、「変化球って無限

一緒の球をなくすことが、バッターには効果的」とコメント

この日、彼が投じたスライダーのうち、性質が同じものは1球もなかった

彼はメジャーリーグのダルビッシュ投手に憧れを抱きつつ、投球スタイルを進化させていく意志を示した

指導陣の評価

首脳陣の反応も注目だ

バックネット裏で柴田のプレーを見守った栗山CBOは期待を寄せつつも、「もっと高いレベルを望んでいる」と更なる成長を求めた

また新庄監督は、「待ち受け画面にしとこうかな」と楽しげにコメントし、その将来性を評価した

夢を追いかける柴田投手は、「狙っていたら取れない」とし、さらなる成長を目指す姿勢を示している

彼の今後の活躍に期待が高まる

柴田投手の初登板は、多くの観客や指導者に感動を与えました。特に彼の直球とスライダーの使い方は、プロ選手としての期待を背負った技術の表れです。また、打者心理と投手心理の駆け引きを理解している点も、彼の成長に繋がるでしょう。これからの成長が楽しみです。
キーワード解説

  • イースタン・リーグとは? – イースタン・リーグは、日本のプロ野球における二軍(ファーム)のリーグの一つであり、主に育成選手の試合経験を積むために設けられています。
  • 三振とは? – 三振は、バッターがボールにバットを当てられず、アウトになることを指します。特に投手の力量を示す指標の一つです。
  • 直球とは? – 直球とは、真っ直ぐに投げられる球種で、通常、最も速い球です。打者にとっては、カーブやスライダーといった変化球に比べて打ちやすい場合が多いです。
  • スライダーとは? – スライダーは、直球よりも横に大きく変化する球種で、バッターにとっては打難易度が高くなる要因となります。
  • 心理戦とは? – 心理戦は、打者と投手の間にある駆け引きです。投手が打者の心理を読み、逆に打者も投手の投球を読むことで、勝負が展開されます。

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