広島・大瀬良投手、マツダスタジアムでの勝利数単独1位を目指す

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 広島東洋カープの大瀬良大地投手(33)が、マツダスタジアムでの投手指名練習に参加しました

大瀬良選手は、23日に行われるヤクルト戦に先発予定であり、現在の通算勝利数は45勝と、前田健太選手(タイガース)と並ぶ状況です

この試合で勝利を収めれば、あらたにマツダスタジアムでの単独勝利数1位となることが期待されています

 しかしながら、大瀬良選手は、昨年8月31日のヤクルト戦以来、同球場で4連敗中の苦境にあります

この試合では、今季初勝利を目指し、本拠地マウンドに立つことになります

大瀬良選手は、「いつかは勝てるかなと思っていますが、早く追い越せるに越したことはないです

一つ一つの積み重ねなので、次回の登板でそうなるといいなと思います」と、決意を新たにしました

 通算45勝の記録は、前田健太選手と同数で、本拠地での最初の登板は2014年4月2日のヤクルト戦であり、以来140試合目となります

大瀬良選手は「ノーヒットノーランなど素晴らしい思い出もありますし、初年度にはアウト3つしか取れずに10点取られたこともあり、さまざまな思い出が詰まっています」と、マウンドに寄せる思いを語りました

 前回の中日戦では、8回2失点ながら敗戦投手となり、味方打線がチャンスを逃した直後に先制点を許した試合展開に感情をあらわにして悔しさを示しました

開幕からの全3試合で敗戦を経験し、エースとしての責任を痛感しつつも、「結果的に負けましたが、自分の中でつなげていけるかな、という収穫のある登板でした」と前向きな言葉を述べました

 登板前の準備として行うシャドーピッチングで、感覚を掴む瞬間もあったといいます

「これが自分の求めていたものなのかなと感じることがありました」、そう語る大瀬良選手は、好投を遂げた中日戦の好感触を活かし、今度の試合への準備に取り組んでいます

 大瀬良選手は「勝っている状態で終わりたいです

何とか勝ちきれるように頑張りたい」と意気込みを示し、首位をキープするチームにとっても、今季初勝利とマツダスタジアムでの46勝目を狙って、強力なヤクルト打線に立ち向かう決意です

大瀬良投手は、マツダスタジアムでの勝利数単独1位を目指して、練習に取り組んでいます。過去の記録や経験が多く詰まったマウンドでの活躍を期待されていますが、苦しい過去の戦績も振り返る姿勢が印象的です。次回の登板が待ち遠しいです。
キーワード解説

  • 大瀬良大地とは?広島東洋カープに所属するプロ野球選手で、ピッチャーとしてチームのエース的存在です。
  • ノーヒットノーランとは?試合中、相手チームにヒットを許さずに投げ抜くことを指します。非常に難しい達成項目です。
  • エースとは?投手の中で最も信頼される選手のことです。チームの勝利を背負う責任が大きいです。

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