この試合は3月28日に京セラドームで行われ、楽天と激しい戦いが繰り広げられました
試合の展開
試合は2対2の同点で迎えた9回、二死二塁という厳しい状況下若月選手は、「何とか同点で食い止められていたので、決めたろうという思いでした」と語り、自身の打席に臨みました
サヨナラ打の瞬間
カウント1-0からの2球目、相手の左腕投手・鈴木翔天が投じた148キロのストレートを見逃さず、若月選手は左中間に打球を放ちましたこの瞬間、彼は勝利を確信し、ヘルメットを高く放り投げました
試合後には、仲間たちによる歓喜のウオーターシャワーが待っていました
チームの支えと選手会長としての意気込み
打席に立つ直前、若月選手は野手主将の頓宮裕真から「サヨナラ男、行って来い!」と背中を押されたといいます「なぜかタメ語だったけど、勇気づけられました」と述べ、チームの結束力を感じたと語りました
若月選手のプロ入りからの歩み
若月選手は花咲徳栄高から2013年の秋のドラフトでオリックスに3位指名を受けて入団昨年は5位に沈んだチームの状況を悔やみ、「思うような成績が残せませんでした
今年は取り返したい」と語る彼は、選手会長にも就任し、今季からさらなる責任感を持ってチームをけん引する決意を示しています
若月捕手が見せたサヨナラ打は、彼の責任感とチームへの愛情が色濃く表れた瞬間でした。開幕戦のこの勝利は、チーム全体に自信を与える良いスタートとなるでしょう。選手会長としての活躍にも期待が寄せられます。
キーワード解説
- サヨナラ打とは?:サヨナラ打は、試合の最終回に得点を奪い、相手チームに勝利を与える一打を指します。この打撃は感情的にも重要で、特にファンにとって特別な記憶として刻まれることが多いです。
- 選手会長とは?:選手会長は、チームの選手を代表して、チーム内外でのコミュニケーションを担う役割を持つ選手です。リーダーシップが求められ、チームの雰囲気や士気を高める重要な存在です。

