阪神・ネルソン投手、ライブBPでの復帰登板に自信

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阪神のニック・ネルソン投手(29)が、兵庫県尼崎市の日鉄鋼板SGLスタジアムで行われたライブBPに登板しました

この登板は、3月18日のオープン戦でのヤクルト戦において緊急降板して以来、初めて打者相手に投球を行ったもので、選手にとって重要な再起の場とも言えるものでした

打者との対戦

ネルソンはこの日、百崎選手とコンスエグラ選手にそれぞれ4打席ずつ対戦しました

対戦の結果、百崎選手には2本、コンスエグラ選手には1本の安打性を許しましたが、全体としては前向きな評価を受けています

登板中は変化球も投じ、打者との対戦感覚を確かめている様子が伺えました

投球後のコメント

登板を終えたネルソンは、「本当に久々だったので、そういう意味では自分の感覚は良かったですし、バッターに向けてどういうふうに投げられるかを確かめられたので、良かったです」と振り返りました

この発言から、彼がこれまでのブランクからの復帰を果たし、自信を取り戻していることが感じられます

改善点と今後の展望

また、ネルソンは変化球についても言及し、「カットボールが右バッターに対してあまり有効ではなさそうだと感じたので、今後の練習で改善していければ」と前向きに話しました

自分の投球スタイルを見直し、さらなる成長を目指している姿勢が見て取れます

今後の目標については「日々良くなっていくと思います

今は球速は気にせずに、徐々に出力を高めていければと思っています」と語り、コンディションの向上に意欲を見せました

ネルソンは来日1年目で、3月のオープン戦で降板後は下肢の精密検査を受けたため、最近は別メニューでの調整が続いていました

阪神のネルソン投手がライブBPに登板し、自信を取り戻した様子が印象的でした。変化球の感触や打者との対戦を通じて、自らの問題点を理解し改善への意欲を示しているのは素晴らしいです。今後の成長が楽しみです。
キーワード解説

  • ライブBPとは?:ライブBPは「Live Batting Practice」の略で、選手が打者と対戦しながら実践的な投球練習を行うことです。これにより、選手は試合と同じような状況で技術を磨くことができます。
  • カットボールとは?:カットボールは、ピッチャーが投げるボールの一種で、直球に比べて横に切れるような軌道を描きます。バッターにとっては打ちにくい球種とされ、効果的に打者を抑える役割を果たします。

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