試合は延長十回に突入し、1死満塁の場面で、途中出場の中村奨選手が振り抜いたバットが平良投手の155キロの直球を捉え、中前にヒットとなった
この一打は中村奨選手にとってプロ11年目で適時打によるサヨナラ勝ちという喜ばしい瞬間となった
中村選手は試合後、「打った後どうやって水をかけられていいかわからなくて、ちょっと戸惑いました」と苦笑いを浮かべた
同選手は2020年にサヨナラ死球は経験しているが、適時打で決めたのはこれが初めてで、「ことごとく潰してきたっていう結果だと思います」と自虐的に振り返った
延長十回の攻撃では、1死でソト選手が右前打で出塁し、その後の角中選手が敵の失策に乗じて出塁
さらにポランコ選手の申告敬遠で満塁の状況が整った
中村選手は「早く試合を終わらせたいなと思っていました」と、打席に入った際の心境を明かした
平良投手に対して、初球の157キロの直球はファウルにし、続いての2球目は156キロのボール球を見極め、3球目に155キロの直球を叩いた
「初球は遅れましたが、振れたので
いい形でヒットになったかなと思います」と振り返り、大歓声が球場を包んだ
しかし中村選手は「もう声援は聞こえないぐらいでしたね」と淡々とした表情で語った
今季はなかなか結果を残せていなかった中村選手だがこの日は途中出場で2安打を記録し、その手応えについては「良くないですね
バットが折れてるので
2打席で2本バット折れた」と苦笑いしつつも、「打席の中でいろいろ整理しながらやりたいことにアプローチできている」と話しており、サヨナラの一打が自身とチームの浮上に繋がることを期待している
今回のロッテの勝利は、中村奨選手のサヨナラ適時打によるもので、特に彼にとってはプロ初のサヨナラ打という大きな成果となりました。この一打がチーム全体にとっても大きな自信に繋がることが期待されます。
ネットの反応
中村奨が11年目にして初のサヨナラ打を放ったことに関して、コメント欄では多くのファンからの反響が見られます
特に中村の打撃に関する期待や、これを機にチーム全体が底上げされることを期待する声が多いです
あるファンは、「併殺打になりそうで心配していたが、最後には素晴らしいヒットで決めてくれて良かった」と述べています
また、他のファンからは、「これが彼の復活のきっかけになってほしい」との期待のコメントが寄せられています
中には、中村奨に対する批判もありますが、多くは彼を支える声が目立ちます
「彼はいつも注目されているが、結果が伴わなかった」と言い、試合での彼のパフォーマンスの変化を心待ちにするファンもいます
また、他選手に対する意見もあり、「安田選手を1軍に戻すべき」という指摘や、試合に出場している選手に対する助言などがありました
中村の初サヨナラ打は、多くのファンにとって感激的な瞬間であり、それをきっかけにチームの調子が上向くことに期待が寄せられています
これからの試合に対する希望や期待を語るコメントも見られ、ファンの結束力が強まるきっかけとなっています
ネットコメントを一部抜粋
正直併殺打ではないかな？と頭をよぎりました。
打線低調のチームの中で、やはり中村は左右関係なく先発で明日も勝って。
今日も初回の乱れた送球して守備の不安を見せ。
この一打が何かを変えるきっかけになって欲しい。
実際過去10年間尽くサヨナラのチャンスを潰してきたのは確か。
キーワード解説
- サヨナラ勝ちとは？試合が同点の状況から最終的に勝ち越すこと。特に、最後の打者が決めた勝ち方を指す。
- 延長戦とは？試合が引き分けの場合に設けられる追加の回。特にプロ野球では10回以降の戦闘を指す。
- 適時打とは？走者が得点するために必要なタイミングで打ったヒットのことを指します。
