巨人対中日戦、井上温大が圧巻の投球で中日打線を封じる

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【今中慎二の目】◇22日 巨人8―1中日(東京ドーム) 巨人の左腕、井上温大投手は、中日との対戦で昨年の苦い記憶を乗り越え、圧巻のピッチングを見せた

去年は4試合で中日相手に3敗を喫しており、今季の初対決でも敗戦を喫していたが、今回は見事なリベンジを果たした

この試合のポイントとなったのは、初回の攻防だ

中日の先頭打者・岡林勇希外野手がヒットを放ち、先制点のチャンスを得たものの、その後の攻撃でうまく生かせなかったのが悔やまれる

元中日の沢村賞投手であり、現役引退後は評論家として活躍する今中慎二氏(54)は、「井上はイニングが進むごとに球速が増すタイプの投手

立ち上がりの1点が勝負を決める」と指摘した

井上のストレートは初回に146キロから148キロを計測

4回には150キロを超え、打者にとっては恐怖の存在となった

中日は初回に2安打を記録したものの、それ以降はデーストライクから外れる井上に対し、5回の中田翔内野手のヒット以外に得点の気配すら感じられなかった

井上の立ち上がりをうまく攻略できなかったことで、試合がこう着状態に陥った

また、巨人は1回裏の攻撃で、4球連続四球を選んだ後、3番の吉川尚輝内野手が初球は送りバントをファウルにしたが、その後の打席では見事にゴロを転がし、走者を進めることに成功した

続いて、4番・岡本和真内野手がタイムリーを放ち、2点を先制

これに対し、今中氏は「打席での貢献度が明らかに違った」と評した

最終的に、中日は巨人に対して大差で敗北

難敵相手に課題を残す結果に、今後の試合への反省が求められる

この試合は井上温大の素晴らしい投球が印象的だった。立ち上がりから球速が増す特性を持つ投手に対して、中日がうまく対応できなかった点が敗因といえる。今後、中日はこうした課題を克服する必要がある。
ネットの反応

中日・山本選手と巨人・吉川選手のプレーが初回の攻防のポイントになったことについてのコメントが多く寄せられています

特に、山本選手がいかに進塁を果たせなかったか、そして吉川選手がうまく転がして進塁したかの違いに着目した意見が多いです

コメントの中では、山本選手に対する評価が高くはなく、彼の役割やプレースタイルについて疑問視する声が目立ちました

特に、「自分は生き残りを考えたかもしれないが、確実に進塁させてほしかった」という指摘があり、単なる打撃能力だけでなく、試合の流れを作る小技が求められていることがわかります

また、山本選手が巨人や阪神時代に期待されていたケースバッティングについても触れられ、状況判断の重要性が強調されています

一方で、チーム全体のレベルや練習内容の不足も問題にされており、「転がすという技術が難しい」という意見がありました

さらに、選手の入れ替えや役割理解の不足が得点力不足を招いているとの分析も見受けられ、中日の打線の弱さはこの状況から派生していると考えられています

吉川選手の成功と比較して、山本選手がどこで競争に負けたのか、また若手選手の育成についての課題も指摘されています

このように、コメント全体からは山本選手への辛辣な意見が多く見られ、中日のチーム内の一体感や役割理解が求められていることが感じられました

ネットコメントを一部抜粋

  • 山本やめて
  • 転がすことすらできない野手は、如何なもんでしょう?練習が足りないし、そもそもそういう発想がないんじゃないだろうか?
  • 本当にこのプレーが痛かった。野球は流れを掴むスポーツ。
  • 山本はもう厳しいかな
  • 結局中日の2番はコロコロ変わるけど、自分の役割,自分が何をしなければならないかを理解していないからこういう事になる
キーワード解説

  • 井上温大とは?:巨人の左腕投手で、特に球速が増す能力に優れた選手。試合を通じて自らのピッチングを調整できるのが強み。
  • 沢村賞とは?:日本プロ野球において投手に与えられる最も権威のある賞で、その年に最も優れた成績を残した投手が選ばれる。
  • タイムリーとは?:得点につながるヒットを指し、攻撃において重要な役割を果たす。

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