広島・坂倉将吾がウエスタン・リーグで実戦復帰、存在感を示す

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広島・坂倉将吾、実戦復帰を果たし攻守で存在感を示す

 2025年4月22日、由宇球場で行われたウエスタン・リーグの対くふうハヤテ戦において、広島東洋カープの坂倉将吾捕手(26)が実戦復帰を果たしました

坂倉選手は、2月下旬に右手中指を骨折し、手術を受けてから約2か月での復帰となります

彼は「3番・捕手」として先発出場し、四回までプレーしました

順調な復帰を示す猛打

 復帰初の打席では、無死一、二塁の状況で低めの直球を振り、打球は一塁へのゴロになりましたが、一塁手の悪送球により先制点をもたらしました

「打ち損じましたけど、振れたことがよかった」と自信を見せつつ、続く第3打席では左翼線へ適時二塁打を放ち、攻守において順調なコンディションを感じさせました

最終的には3打数1安打1打点という成績を残しました

守備面でも頼もしい姿を見せる

 坂倉は守備でも軽快な動きを披露し、三回の無死一塁の場面で盗塁に対し二塁へ送球を試みました

結果的には盗塁を許しましたが、「指がどうとかいうのは特にないです」とケガの影響を否定しました

現在も腫れが残っている状態ですが、「プレーには影響がない」と前向きにコメントしました

今後の展望
 新井監督は、坂倉の1軍合流について「ここっていうのは決めていない

経過を見極めながら」と慎重な姿勢を示しています

彼が1軍に戻れば、チームにとって大きな力となることは間違いありません

「戻るからには貢献しないといけないので、そういう準備はしたい」と、坂倉選手も積極的な姿勢を見せています

坂倉選手の実戦復帰は非常に重要な意味を持つ。怪我から戻ること自体は選手にとって大きな挑戦であり、試合でのパフォーマンスがチームに与える影響も大きい。坂倉選手がチームに復帰することで、広島カープの士気が高まり、さらなる勝利を目指す原動力となることが期待される。彼の存在は、今年のシーズンに向けたカギとなる。
キーワード解説

  • 実戦復帰とは?:選手が怪我などで離脱した後、試合に出場することを指します。復帰戦では選手のコンディションやプレーの動きが注目されます。
  • 適時二塁打とは?:得点につながる二塁打のこと。特に、ランナーがいる状況で打球が進み、得点を助ける打撃を指します。
  • 守備とは?:野球におけるプレーの1つで、特に相手チームの攻撃を防ぐための役割を指します。捕手は守備の要の役割を担います。

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