若手投手・岩田将貴、新天地での活躍に期待が高まる

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2025年のプロ野球レギュラーシーズンが始まり、早くも約1カ月が経過しました

今季も多くの球団で新戦力が際立つ活躍を見せており、その中には昨オフに戦力外通告を受けた選手が新たな環境で成果を上げている例もあります

特に、注目すべきは岩田将貴選手です

彼はかつて構想外となった若手投手として捨てがたい可能性を秘めています

岩田将貴のプロフィル

岩田将貴選手は、左投左打の選手で、身長178cm、体重81kg、生年月日は1998年6月16日です

彼の経歴は九州産業大学附属九州高等学校を経て、九州産業大学から2020年の育成選手ドラフトで阪神タイガースに指名され入団しました

育成選手からの成長

プロ2年目となる2022年7月、岩田選手は支配下登録に昇格しました

その年は一軍登板は果たせなかったものの、二軍では41試合に登板し、4勝1敗、防御率1.97、奪三振率9.56という素晴らしい成績を収めました

続くシーズンでも番号は46で、1勝2敗、防御率2.11と安定した数字を記録しました

新たな挑戦、日本での再起

しかし、一軍での登板機会に恵まれず、2023年オフにはまさかの戦力外通告を受けました

これを受け、横浜DeNAベイスターズが彼の獲得に乗り出し、支配下契約が結ばれました

2025年、彼は新天地で迎えたプロ5年目のシーズンが始まりました

独特な投球フォーム
オープン戦においては5試合を無失点で抑えたものの、開幕時には二軍スタートとなりました

岩田選手の特徴的な低いアングルから投じるボールは、彼を希少な変則左腕として際立たせています

このため、一軍昇格のチャンスは十分にあると言えるでしょう

岩田選手は、過去に戦力外通告を受けたものの新たなチームで挑戦する姿勢が素晴らしいと感じます。独特な投球フォームを持つ彼は、今後の一軍昇格が期待されます。これからの活躍に注目したい選手です。
キーワード解説

  • 育成選手ドラフトとは?プロ野球選手の育成や発掘を目的としたドラフト制度のひとつで、主に将来の活躍が期待される若手選手を獲得するために行われます。
  • 支配下選手とは?プロ野球チームに所属し、一軍と二軍の間で投手や野手として登録されている選手のことです。
  • 防御率とは?投手の成績を示す指標で、自責点(失点からエラーや味方のミスで失った得点を除いたもの)を投球回数あたりに換算したものです。低い数値が良い成績を示します。

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