中日・近藤廉投手が支配下登録、再起に向けた決意を語る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
中日ドラゴンズの近藤廉投手が、2年ぶりに支配下登録されたことを受け、25日にバンテリンドームで会見を開きました

彼の背番号は以前と同じ「70」に決定しました

新しいユニフォームを着た近藤は支配下に戻れた喜びを語り、「ナゴヤ(バンテリンドーム)で良いピッチングをしようと、一生懸命に取り組んできた」と感極まった様子を見せました

近藤は札幌学院大学から2021年に育成ドラフト1位で中に入団

1年目の開幕直後、3月30日に支配下登録されましたが、2022年には2試合に登板するも、2023年8月25日のDeNA戦では中継ぎとして登板し、1イニングで8安打・10失点を記録

その結果、オフに再び育成契約となっていました

会見には井上監督も同席し、近藤の努力を評価

「彼の野球に取り組む姿勢を見てきた

失敗もあるが、投げたいという強い気持ちを感じている」と彼の再起を期待するコメントを寄せました

また、2軍の落合監督からも推薦があったことが今回の登録に至る理由の一つです

「防御率(27.00)を徐々に改善していこう」とエールを送りました

今シーズンは春季キャンプを1軍で開始し、オープン戦では3試合で2イニング2/3を投げて1安打無失点、2奪三振の成績を残しています

現在までの2軍戦では7試合に中継ぎとして登板し、6イニング2/3で2安打1失点を記録し、2勝1セーブを達成するなど、着実にアピールを続けています

近藤廉投手の支配下登録は、彼にとって新たなスタートの象徴です。過去の苦しい経験から学び、再起を目指す姿勢は、多くのファンに勇気を与えています。井上監督の期待も大きく、彼の活躍を見守ることが期待されます。今後の動向に注目したいです。
ネットの反応

コメントでは、近藤廉選手に対する期待と応援の声が多く寄せられました

特に、中日ドラゴンズが現在苦境にある中で、彼が若手選手の中でも希望の星とされる状況を感じ取ることができます

有名な「晒し投げ」という苦い経験を乗り越えた彼に対して、ファンは大きな期待を寄せています

「あの経験が有って今が有る」との意見もあり、過去の苦労が彼の成長に繋がっていることを理解しているファンが多いようです

それにより「まだまだ何度でもリベンジ出来る」との声もあり、彼のさらなる活躍を願うコメントが並びます

また、ドラゴンズの戦力を巡る意見も見られました

支配下登録に関する否定的な意見や、育成選手を支配下にする目的や効果に疑問を呈する声もあります

多くのコメントで「最下位の球団が今それやって何の意味があるのか」といった切り口で、チーム全体の戦略に対する批判が浮き彫りになっています

ではありますが、他球団ファンからも応援の声が届いており、「他球団ファンだけど応援してる」というコメントも目立ち、近藤選手への期待の広がりを感じさせます

彼がこれからどのようにピッチャーとしてのキャリアを築いていくのか、多くのファンが注目しているのが現状です

今後の彼の活躍に対する期待や応援が、様々な立場のファンから集まっていることがうかがえました

ネットコメントを一部抜粋

  • 弱いドラゴンズにとって数少ない希望の若手ですね。応援しています。
  • 廉くんおかえり
  • あの経験が有って今が有ると言える様になればいい
  • いよいよ、支配下登録とはなぁ。
  • 悔しさをバネにここから羽ばたけ!
キーワード解説

  • 支配下登録とは?:プロ野球選手が所属チームの支配下選手として正式に契約されることを指し、これにより選手は1軍と2軍の両方での試合出場が可能となる。
  • 防御率とは?:ピッチャーが与えた安打や得点を元に算出される指標で、低いほど優れた成績とされる。得点が多いと防御率が高くなり、逆に少ないと防御率が低くなる。
  • 中継ぎとは?:先発投手の後に登板し試合を中断させて防ぐ役割を持つ投手のことで、試合展開によっては重要な役割を果たすことが求められる。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。