戸郷は3回からマウンドに上がり、6イニングを投げ無四球で2安打1失点、2奪三振を達成し、65球を投げ切りました
二軍降格後、これが2度目の実戦マウンドでの登板となります
3回からの3イニングでは無安打の好投を見せたものの、6回一死から初安打を許し、さらに7回一死では有薗選手に右中間スタンドへ先制ソロホームランを被弾しました
それでも、戸郷は「フォークも空振りを取ることができたし、真っすぐでも空振りを取れた球がありました
納得できない球もありましたが、試合を重ねるごとに体調も良くなっていると感じています」と話しました
この日の戸郷は、最速147キロをマークしました
「出力的にも良い結果が出せ、球速にとらわれないことの重要性を再認識しました
球速を出そうとすると体が振られてしまうので、コントロールが重要だと思います
145キロでも抑えられると思うので、挑むべき課題を再確認できました」と、好調さを伺わせるコメントを残しました
今季は2年連続で開幕投手を任されながら、3戦連続でKOという苦境に直面し、0勝2敗、防御率11.22というエースとしては悔しい成績を記録、12日に出場選手登録を抹消されました
しかし、前回の18日の西武戦では6回3安打無失点と好投を果たし、今回の登板でも格上のパフォーマンスを見せました
「試合の中で良い考えを持つようになってきました
これからも良いピッチングをして、一日でも早く一軍に戻りたいです」と、復帰へ向けて意気込みを見せました
戸郷翔征選手の今回のパフォーマンスは、復調の兆しを見せるものであり、特に2安打1失点という結果は評価されるべきです。特に無四球で投げられたことは、彼のコントロールが向上している証拠です。また、選手自身が課題認識を持っており、改善意欲が見える点も好印象です。チャンスを生かして、一日も早く一軍に戻る期待が高まります。
ネットの反応
戸郷翔征投手が二軍で6回1失点、2三振の投球を見せましたが、ファンの反応は様々です
多くのコメントには戸郷選手への期待と不安が入り混じっており、今後の成長を願う声が多く見られます
一部のコメントでは、2三振という結果に対して「まだまだ」と感じるファンもおり、三振数に対する期待が高いことが伺えます
また、「ファームの打者相手だから、もっと三振を狙ってほしい」といった意見も多く、実績を重ねる必要性を感じている様子です
一方で、「145キロでは抑えきれない」との厳しい意見や、技術面での改善点を挙げるコメントもありました
「キレ角度や制球が悪い」との指摘があり、投球に対する個別の懸念が感じられます
このように、投球内容については様々な分析や意見が寄せられています
さらに、戸郷投手が自らの調整状況を把握しているという前向きな意見や、復帰を心待ちにしているファンも多く見られました
「焦らずじっくり調整することが大切」といったコメントが象徴するように、戸郷選手の成長を心から応援する声が強いことが印象的です
一方で、他の選手たちに対する期待も高まっており、特に田中選手には「死に物狂いでやってほしい」という声が寄せられています
戸郷選手の復調を待ちながら、今後の試合に対する期待感は高まっています
ネットコメントを一部抜粋
2軍戦で2Kなんて、まだまだでしょう。
ファームの打者相手だから、せめて5三振位は取ってほしいところ。
145だろうが160だろうが、今日のようにキレ角度制球が何一つダメなので。
戸郷さんはこれでいいんです。焦らずじっくり調整して後半に備えてくれれば。
戸郷は確かメジャー志向だったと思いますが、この内容の投球ですと無理としか言いようがありません。
キーワード解説
- イースタン・リーグとは? 日本のプロ野球における二軍のリーグで、主に育成選手や故障から復帰中の選手がプレーする場です。
- 奪三振とは? 投手が相手バッターを三振に打ち取ることを指し、投手の力量を示す重要な指標です。
- フォークとは? 投手が投げる変化球の一種で、見た目は直球に似ているが、ボールが急激に落ちるため、バッターは振らされることが多い球種です。
- 防御率とは? 投手が試合で許した失点数を、投球回数で割った数値で、低いほど良いパフォーマンスを示します。

