広島・床田、孤軍奮闘も援護に恵まれず無念の2敗目

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広島東洋カープの床田寛樹投手(30)は、4月26日に行われた横浜DeNAベイスターズとの試合で素晴らしい個人プレーを見せたものの、チームは0-2で敗れ、約3週間ぶりの連敗を記録した

試合の流れと床田のパフォーマンス

この試合では、床田投手が直球を140キロ前後に抑え、捕手の石原とともに多様な変化球を駆使した投球でリズムを作った

特に、130キロ台のカットボールやツーシーム、120キロ台のスライダー、110キロ台のカーブを使用し、打者との駆け引きを行った

一般的に、カットボールは打者の打撃を妨げるため、効果的な変化球とされている

3回の守備ミスが失点に

しかし、試合は3回に起きた守備の乱れが影響を及ぼした

一死からの三森の二ゴロに対して菊池の送球が一塁手・二俣に捕れず、続く蝦名のライナーも左翼・ファビアンがダイレクト捕球を試みたが失敗、記録上は三塁打となった

この結果、1点先制を許し、さらに度会の犠飛で合計2点を失った

床田の打撃とチームの状況

床田は投球だけでなく、打撃でも奮闘を見せた

3回には中前打、5回には154キロの速球を弾き返して左翼線に二塁打、7回にはカットボールを中前に打ち返し、3安打を記録

これは彼にとって2023年9月26日以来の猛打賞であった

しかし、広島の攻撃陣はDeNA投手陣に対して10安打を放ちながらも、得点が得られず、床田にとっては非常に悔しい試合となった

試合後の床田の感想
試合後、床田は失点を振り返り「しっかりと踏ん張っておけば良かった」と悔しさを表明しつつ、チームメイトに対する思いやりも示した

彼は自らのミスを許容し、チーム全体でカバーし合うことの重要性を強調した

床田投手の個々のパフォーマンスは素晴らしいものの、守備のミスや攻撃陣の不振が敗因となった試合でした。チーム全体の連携が求められる中で、選手個々の努力が評価される場面もありましたが、結果が伴わない場合の厳しさも見受けられました。
キーワード解説

  • カットボールとは?:カットボールは、投手が投げる際にボールの回転やリリースの仕方を工夫することで、打者の手元で変化する球種です。主に速球として認識されがちですが、実際は打者の打撃を妨げるために非常に効果的です。
  • 猛打賞とは?:猛打賞とは、1試合で3安打以上を記録した選手に贈られる称号のことです。この成績は、選手の打撃力が高いことを示します。

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