ヤクルト打線はこの試合で17安打をマークし、6得点を挙げたことも勝利を後押ししました
吉村は試合後、「勝てて本当に良かった
野手がしっかり打ってくれたので、安心して見守ることができた」と喜びの声を語りました
試合は、1回に上林選手に先制のソロホームランを許す厳しいスタートとなりました
しかし、3回には2死一、三塁のピンチを無失点で切り抜け、4回も味方のエラーが絡んで1点を失いましたが、最後は満塁のピンチを封じ込めるなど粘り強い投球を見せました
吉村は3月29日に行われた巨人戦で、開幕2戦目に先発しましたが、1回1/3の間に6安打7失点を喫し、チームも0−12と大敗しました
この結果を受けて2軍に降格し、投球フォームの見直しや再現性を高めるためのトレーニングを行いました
具体的には、左足の近くにロージンバッグを置く練習を行い、「捕手方向に体が突っ込まないように意識づけし、同じ位置で同じ感じで足をつけるようにした」と課題を分析し、改善へとつなげました
「今後も勝つピッチングを目指して頑張りたい」と語る吉村は、ようやくプロ3年目の新たなスタートを切ったといえるでしょう
ヤクルトの吉村投手がこの試合で初勝利を収めたことは、彼にとって大きな意味があります。特に、開幕戦での厳しい結果を乗り越えての勝利は、今後のパフォーマンスへの自信にもつながることでしょう。同時に、チームの打線も非常に良い働きを見せており、その援護も功を奏したといえます。これからの試合でも彼が成長を続けることを期待したいです。
キーワード解説
- ピッチングとは?ピッチングとは、野球の投手が打者にボールを投げる技術のことを指します。成功するピッチングには、コントロールや球速、変化球の使い方が重要です。
- 自責点とは?自責点とは、投手が自分の投球によって直接与えた得点のことです。エラーなどが絡んだ場合には自責点にはカウントされません。
- ロージンバッグとは?ロージンバッグとは、投手が手のひらに粉を付けて grip(握る力)を高めるための道具です。これにより、ボールが滑りにくくなります。

