これまで、阪神戦では開幕から68年ぶりの4戦4敗という記録に苦しみ、さらに第2戦でも敗れたため、77年ぶりに開幕5戦5敗の危機にさらされていた
この日も敗れれば、1リーグ時代の1937年秋以来、88年ぶりの阪神戦開幕6戦6敗となるところであったが、巨人はようやく不名誉な記録をストップ
試合後、阿部監督は「まずは1勝できたことだけが嬉しい
まだ先は長いので、一つずつ返していかねばならない」と冷静にコメントした
前日26日には、8回に4番手右腕・田中瑛が4失点して敗戦したが、この日はその際に温存した大勢を投入
大勢は8球で3者凡退を達成し、頼もしい姿を見せた
9回攻撃の際には、キャッチボールをして続投の準備を整えたが、岸田が適時打を放ち、勝ち越し
そのため、阿部監督は大勢をベンチに戻した
試合は、2―1で迎えた9回、6番手の新守護神・マルティネスが登板
先頭の代打・木浪に右翼線二塁打を許したが、続く代打の渡辺を遊ゴロに打ち取り、好守を見せた泉口の活躍で本塁憤死のピンチを免れた
最終的に近本を二ゴロに仕留め、試合を締めくくった
阿部監督は「泉口のプレーが本当に助けてくれた」と感謝の意を表した
試合の流れの中で、阿部監督は「どちらに転ぶか分からないゲームが多いと感じる」と語り、若い選手たちにとって貴重な経験となったことを示唆した
これは巨人にとって、長い連敗を乗り越えた重要な勝利であり、監督や選手たちにとっての励みとなるはずです。特に、若い選手たちが経験豊かな選手たちと共に成長する機会となりうるでしょう。さらに今後の試合に向けての弾みとなる重要な瞬間になるのではないかと感じました。
ネットの反応
ニュース記事のコメント欄では、巨人・阿部監督の発言から派生して、泉口選手に対する高評価が目立ちました
特に、彼の9回での守備プレーが「ナイスプレー」と称賛され、多くのコメントでその冷静さや技術が強調されました
また、泉口選手の成長を感じる声が多く、スタメンとしての活躍が彼のプレーを進化させているといった意見もありました
さらに、泉口選手の選球眼や攻守両面での貢献についても支持を集めており、チーム全体の状態が好調であることに貢献しているとの見解が示されています
一方で、監督の采配に対しては批判的な意見もありました
特に岸田選手への代走を使わない判断や、佐々木選手のスタメン起用に対する疑問が挙げられています
試合展開に関しても、阪神戦が接戦であったことから、勝利がどれだけ意味のあるものであったかが強調されています
特に、「この1勝は大きい」という声には、多くのファンが共感し、この勝利がチームの士気につながることを期待しています
コメント全体を通して、ファンたちは泉口選手や巨人の現在のチーム状況に対する期待と共に、改善を求める意見も含めて、熱心な応援の姿勢を示しています
今後の試合に向けた期待感には、選手たちの成長や調子に関する前向きな意見が多く見受けられ、注目が集まっています
ネットコメントを一部抜粋
岸田の打球より渡辺の打球のほうがいい当たりだった。
泉口選手、ナイスプレーでしたね。
泉口、去年はパワー不足を感じたけど、今年は大きな要因だと思う。
泉口は完全に1.5軍から抜け出して不動の1番になれそうですね。
いつもポーカーフェイスの泉口があのプレーのあとは表情豊かになってましたよね。
キーワード解説
- 監督とは?チームを指導する役割を持ち、選手のパフォーマンスを最大限引き出す責任がある。
- 守護神とは?試合の終盤に登板し、勝利を守るためのリリーフ投手の役割を果たす選手のこと。
- 二塁打とは?打者が一塁から二塁まで走ることができるヒットの一種であり、塁上の進塁を促進する。

