9回表には先頭の柳町選手が同点となるソロ本塁打を放つも、11回裏に打順が回ってきた8番手投手の津森選手が無死満塁から代打の渡辺佳選手に致命的な左翼越えの打球を許し、試合が終わった
これでソフトバンクは今季6度目の延長戦に突入し、敵地での屈辱的な敗北となった
この試合によって、ソフトバンクの3および4月の勝敗は9勝13敗(2分け)となり、小久保監督にとっては2年目のシーズンで初めての「月間負け越し」が決まった
問題の発端は先発投手の前田純選手が3回に2失点を許したことだ
小久保監督は、前田純選手のさらなる失点を防ぐため早期の継投策を決定
「(前田純が)あれ以上失点したら、今の打線の状態ではなかなか点が取れない
悔いのない選択でした」とコメントしている
結果的に、6人の投手が無失点でつなぎ、逆転のチャンスを生み出したが、勝利には結びつかなかった
過去における「月間負け越し」は、2023年の8月に起こった10勝14敗以来で、形勢は悪化の一途を辿っている
初戦を制したにもかかわらず連敗し、カード全体を見ても負け越している
とはいえ、希望の光も見えた
4番の山川選手が12試合ぶりにマルチ安打を記録し、2四球も選んでおり、打席での自信を取り戻しつつある
「しっかり自分のスイングもできた
攻める気持ちは必要」と語り、成長の兆しを見せた
小久保監督も「今日の打撃を続ければ(状態は)上がってくるでしょう」と主砲の復調に期待を寄せる
試合後、小久保監督は移動のスーツに着替え、冷静な心境で試合を振り返った
「(楽天の)宗山選手にやられた感じですね
彼の守備もよかったし、相手の方が上でした」と述べ、相手ルーキーの活躍を称賛
だが、ここで満足することはなく、29日からの本拠地6連戦を含むゴールデンウイークにおける9連戦への意気込みを示した
「またホームで仕切り直しましょう」という言葉には、反攻の決意が込められていた
ソフトバンクが延長戦で悲劇のサヨナラ負けを喫し、小久保政権下で初の月間負け越しが確定した。試合は楽天の攻撃を抑えたものの、最後の局面で痛恨の失点。選手の奮闘や監督の意気込みが感じられるが、チーム全体としての課題も浮き彫りとなった。
ネットの反応
コメントの内容は、ソフトバンクホークスの小久保監督への評価や選手起用についてのさまざまな意見が寄せられています
特に、監督が就任初の月間負け越しを経験したことを受け、ファンからは厳しい批判が多く見受けられます
コメントの中では、現時点でホークスが借金を背負っている状況が指摘され、その原因として選手の起用法や打順が挙げられています
例えば、ある意見では「栗原を5番、晃を3番にするべき」と提案し、選手が付いて来ないと懸念を表明しています
また、山川選手の調子についても疑問視する声があり、「期待外れ」とするコメントも多いです
加えて、小久保監督の態度やリーダーシップに対して「勝っても負けても最後までベンチに残るべきだ」との意見があり、前監督と比較されることもあります
さらに、選手の復帰状況や次の試合に向けた期待感も混在しており、「一位まで3.5ゲーム差」とのポジティブな意見も見受けられます
全体として、ファンは監督の戦略に対して不安や疑念を持ちながらも、来る試合に対して期待を寄せています
そのため、小久保監督がどのように次の試合に臨むかが注目されている状況です
ネットコメントを一部抜粋
セ・リーグの下位3球団が並んで借金3ってことは、、、
山川の後ろはスカスカですやん!
弱点を攻略されてる。待機の若手を育てるのも監督の仕事だと思う。
小久保は負けたらそそくさと我先にベンチ裏に引っ込むよね。
4番山川固定が、王イズムではありません。
キーワード解説
- 延長戦とは?:試合が規定のイニングを終えた後、決着がつかなかった場合に延長されるルールのこと。
- サヨナラ負けとは?:ホームチームが最終回に逆転されて負けることを指し、特に延長戦などでその状況にある場合を言う。
- 月間負け越しとは?:1ヶ月の試合数において、勝ち数が負け数を下回ることを示す言葉。
- マルチ安打とは?:1試合で複数の安打を記録することを指し、特に「2安打以上」との意味で使われる。

