オリックス・博志投手、安定した成績を維持し花粉症に打ち勝つ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
プロ野球界で注目を集めるオリックス・博志投手(28)が、現役ドラフトで中日から加入して2年目を迎え、ブルペンの火消し役としての役割を全うしている

現在、彼は5試合連続で無失点を記録しており、その安定感は見えない敵との戦いを乗り越えた結果でもある

春季キャンプからの苦悩

春季キャンプ中の2月からシーズン開幕前にかけて、博志投手は不調に苦しんでいた

ブルペンでの投球練習では、ボールの力強さが感じられず、オープン戦では3試合で防御率8.10という厳しい結果を残していた

「体が切れていない」と、彼の表情は暗かった

登板を重ねることで調子回復

開幕後、博志投手は登板を重ねるごとに調子を上げ、特に走者を背負った場面での起用が増えていた

例えば、今月17日の西武戦では八回1死満塁のピンチでの登板で見事に火消しを成功させた

「熱い気持ちを持ちながら、冷静な状況判断を心掛けている」と、彼は手応えを述べた

花粉症との戦い

博志投手が復調できた理由の一つとして挙げたのは、花粉症からの脱却である

「症状が薄くなるにつれ、体の切れが出てきた」と語る彼は、毎年春になると重症の花粉症に悩まされており、試合や練習に集中できないほどの状態だった

しかし、この春は貼り薬の試用などの対策が功を奏し、症状が軽減していった

投球パフォーマンスの向上
「治ったら投球も良くなるだろう」と自信を持つ博志投手は、マウンドでピンチを乗り越え、プライベートで花粉症に立ち向かっている

今年から登録名を鈴木から博志に変更し、自身のタフネスをさらに発揮している

彼のこれからの活躍には期待が寄せられる

博志投手のストーリーは、スポーツ選手の苦悩と復活を象徴したものです。特に花粉症という目に見えない敵を克服したことで、彼の成績向上につながったことは、多くの選手にも励みになるでしょう。彼の成長に期待したいです。
キーワード解説

  • 現役ドラフトとは?:プロ野球において、選手が新たにチームに加入する際の方式で、チーム間で選手を選び合う仕組みのことを指します。
  • ブルペンとは?:試合中に投手が試合のために準備をする場所で、試合に出場するための投手がここでウォーミングアップを行います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。