この試合では、9回に6番打者の柳町が同点に追いつくソロホームランを放ち、延長戦に突入
それでも、チームはこの日の敗北によって今季初のサヨナラ負けを喫し、戦績は9勝13敗2分けに
これにより、3月と4月の月間成績が「負け越し」と決まった
特に状況を鑑みると、今季において初めての月間負け越しは小久保監督の2年目に訪れる厳しい壁とも言える
しかし、チーム状況は決して悲観的ではない
首位オリックスとは僅か3.5ゲーム差であり、ここまでの試合では柳田や近藤といった重要選手の不在が続いている
それでも、サブ選手たちが持つパフォーマンスには期待が寄せられる
試合の中で注目されたのは楽天の中継ぎ陣の安定感だ
この日は延長10回まで無失点で抑える堅実な投球が光った
特に、6回から9回までの間は相手打者に一人もランナーを出させない完璧な投球を見せ、中継ぎ陣としては5試合で19回を投げてわずか3失点(自責2)、防御率は0・95を記録している
投手コーチの倉野も「本来の力を出せるようになってきた
中継ぎが頑張れば勝つ確率も上がる」と話し、今後の展望に期待を寄せる
29日から始まる9連戦では、中継ぎ陣が再び踏ん張れば、一気に上位進出の可能性も感じられる
今後の試合展開に注目が集まる
楽天の最近の試合から見える改善点は、中継ぎ陣の安定感です。中継ぎがしっかりと試合を支えることで、チーム全体の士気が上がり、今後の試合に期待が持てます。他の選手たちも奮起している様子がうかがえ、チーム一丸となって巻き返してほしいところです。
キーワード解説
- サヨナラ負けとは?試合が同点のまま進み、最後の回に点を取られた結果、勝てなかったことを指します。
- 中継ぎ陣とは?試合中に先発投手に代わって登板する投手の集まりのことで、試合の流れを変える重要な役割を担っています。
- 防御率とは?投手が投げた回数に対して与えた失点の割合を示す指標で、低いほうが良い投手を示します。

