これはプロ野球史上64人目の偉業であり、栗山選手は西武球団の生え抜き選手としては中村剛選手に次いで2人目となります
試合は西武がオリックスに3対2で勝利する形で行われました
偉業達成の瞬間
栗山選手は「5番・DH」として先発出場6回の表に、オリックスの投手・山崎選手から右前打を放ち、結果として通算3000塁打に到達しました
この記録は、プロ野球の中でも非常に難しいとされ、主に安打、四球、死球などによって積み上げられるものです
栗山選手は「特に意識はしていなかったが、うれしい」と述べ、満面の笑みを浮かべました
41歳7カ月での達成
41歳7カ月という年齢での3000塁打達成は、12年に達成した谷繁元信選手(中日)と並ぶ最年長記録です栗山選手は今季開幕時には2軍スタートだったものの、19日に出場選手登録され、23日のロッテ戦では「4番・DH」で今季初先発を果たし、中前打を記録しました
これにより、彼は2004年から22年連続で安打を記録するという偉業も達成しています
監督からの期待
試合後、西武の西口監督は「ここまで長くやってきて、結果がついてきているいい形で打席を続けているので、今後も通算安打数を増やしていってほしい」と栗山選手の活躍に期待を寄せました
栗山選手が通算3000塁打を達成したことは、彼のキャリアや努力を示す象徴的な出来事です。年齢を重ねてもなお高いパフォーマンスを維持する彼の姿は、多くのファンに勇気を与えるでしょう。今後の活躍にも期待が高まります。
キーワード解説
- 3000塁打とは? - プロ野球における選手の通算記録の一つで、安打、四球、死球などの出塁数を合計して計算される。
- DHとは? - 指名打者(デザインated hitter)の略で、プロ野球において守備をせずに打撃だけを担当する選手のこと。

