中日ドラゴンズ、井上監督の下で開幕ダッシュ失敗の背景とは

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長きにわたる低迷は、これほど重いものなのか

2025年(令和7年)ペナントレースも開幕から1か月がたった

井上一樹新監督の下、3年連続最下位からの逆襲を狙う中日ドラゴンズ

ケガ人も多い中「健闘している」とも言われるが、チーム全体の脆さは解消されていない

開幕ダッシュは失敗

シーズン前に、筆者は「新生・井上ドラゴンズ」の開幕ダッシュを期待していた

しかし、今季もそれはかなわず、ここまで23試合を戦い9勝12敗2分の成績で、同率4位の位置に甘んじている

最下位の東京ヤクルトスワローズとのゲーム差もない状態で、新チームの勢いは開幕直後に発揮できなかったのだ

井上監督の構想に誤算が生じた

大きな理由は、ケガ人の多さである

新外国人選手のジェイソン・ボスラーと、背番号「3番・セカンド」として期待された福永裕基が開幕に間に合わなかった

さらに、村松開人も怪我で登録を抹消され、井上監督が思い描いていた理想の二遊間は実現しなかった

打線も、4番を任された石川昂弥が2軍に落ちるなど、さらなる誤算が続いている

打てないのはなぜなのか?

その結果、長年の課題である得点を挙げられない問題は依然解決されていない

チームの打率は2割6厘であり、打点数はリーグ最少の46点、ホームラン数もリーグ最低の7本となっている

指導陣が代わっても、選手の顔ぶれが変わっても打線の問題は解決されず、ファンのため息が聞こえる

中日ドラゴンズの苦境は、開幕からの低迷に根ざしているようだ。井上一樹監督の下、選手の期待感とは裏腹に、数々のケガや打線の不振がチームを苦しめている。新たな体制にもかかわらず、なぜ結果が出ていないのか、ファンにとっての答えは未だ見つかっていない。
ネットの反応

中日ドラゴンズの開幕から1か月が経過する中、ファンからのコメントは多岐にわたり、チームの成績や選手起用についての厳しい指摘が目立っています

多くのファンは、4番打者の不振や、チームの中心選手である福永選手の怪我が、チームパフォーマンスに深刻な影響を与えていると考えています

例えば、「原因は山ほどある」と書いたファンは、細川選手や石川選手の不調、福永選手の怪我により上位打線が弱体化していることを指摘しています

これによって、守備や攻撃戦術に消極的なプレーが多く見受けられるようになり、批判が高まっています

ネットコメントを一部抜粋

  • 4番打者が打てれば良い、だけかと
  • とりあえず福永のセカンドは復活しても止めてほしい。明らかに負担でしかない。
  • 今のチーム状況は「点が取れない」「先発投手が打たれる」
  • すべては何の実績もない選手を4番に据えた事だ。
  • 選手を入れ替えだしたのは2年目からで、今年でまだ3年目。
キーワード解説

  • 開幕ダッシュとは?:シーズン開始直後の数試合で、チームが良い成績を収めることを指します。今季の中日ドラゴンズは、この目標を達成できませんでした。
  • ケガとは?:スポーツにおいて選手が故障や怪我をすることで、プレーできなくなる状態を指します。中日ドラゴンズでは、ケガにより多くの選手が離脱しています。
  • 打率とは?:選手やチームの打撃の精度を示す指標で、ヒット数を打席数で割ったものです。今季の中日ドラゴンズの打率は2割6厘です。

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