西武・山田陽翔、プロ初登板から無失点の快進撃を続ける

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高卒3年目の西武ライオンズの山田陽翔投手(20)が、今シーズンの活躍を見せている

4月3日の楽天戦でプロ初登板を果たし、その後27日のオリックス戦では同点の8回に登板し、プロ初ホールドを記録した

これまで6試合(6.2イニング)を投げて、無失点の投球が続いている

山田選手は『今のところはコースに投げ切れているので、その辺がしっかりと結果につながってきているのかなと思います』と振り返り、今季から新たに取り入れたシュートについても言及

彼はこの新球が投球の幅を広げる要因になっていると考えている

新球シュートの効果

山田選手は『シュートが右・左打者関係なく投げられるようになって的を絞らせづらくできているからなのかな』と話し、自身のピッチングにおける選択肢が増えたことを強調した

シュートとは、ボールが外側に曲がる投球方法で、打者がボールの動きを予測しづらくなる効果がある

独自のトレーニング方法

また、山田選手は試合前の練習中に光るシルバーのリングを着用しており、『オーラリングです

睡眠の質を計ったり、1日の運動量を参考程度にしています』と説明した

このオーラリングはフィンランドで開発されたスマートリングで、スマートフォンと連動し、自分の健康状態や運動量を常に把握できる

山田選手は『調子が良かった日はどれぐらい動いているのか、結果がついてこなかった日と見比べている』と、データを取り入れたトレーニングが効果を上げていることを示唆している

今後の目標について

プロ初勝利への意気込みも語った山田選手は、『1勝したいです

でも中継ぎなので運とかもありますし、難しいとは思いますけど、良い場面で投げさせてもらえるように

結果を残して、必死に食らいついて頑張ります』と強い決意を見せている

また、今シーズンの目標は30登板であり、現状に満足せず、さらなるレベルアップを目指している

選手プロフィール

名前 山田陽翔(やまだ・はると)
生年月日 2004年5月9日
身長・体重 175cm、83kg
投打 右投右打
出身高校 近江高校
山田陽翔選手の活躍は非常に注目に値します。特に無失点での投球が続いている点や、新球シュートの習得、そしてスマートリングを用いたトレーニング方法など、近年の野球選手に求められる新しい技術やアプローチを積極的に取り入れています。彼の今後の成長に期待が高まります。
キーワード解説

  • ホールドとは?:投手が試合の中で出場して、自軍の勝利を守るために重要な役割を果たした時に記録される成績で、勝ち星(勝利)ではなくても貢献が評価される。
  • シュートとは?:ボールが一定の回転を持って外側に曲がる投球方法で、打者がボールの行き先を予測しづらくさせるため、打たれにくくなる。
  • オーラリングとは?:フィンランドで開発されたウェアラブルデバイスで、装着することで睡眠の質や運動量を計測し、自分の健康状態を把握するのに役立つ。

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