元広島投手、韓国プロ野球SSGランダースとの契約が発表

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アジアの野球シーンに再挑戦を決意した元広島東洋カープのライアン・マクブルーム投手が、韓国プロ野球(KBO)のSSGランダースと1年総額7万5000ドル(約1072万円)で契約を結んだことが発表された

この契約は、KBOが導入した「代替外国人選手制度」に基づいており、治療が必要な外国人選手の代替選手を獲得するためのものだ

SSGは、右太ももの手術を受けた選手を補うため、マクブルームの獲得に動いた

身長190センチ、体重100キロの巨漢はパワーヒッターとして知られ、2022年シーズンに広島で良好な成績を残したものの、2023年シーズンは苦しみ、打率221、6本塁打という低迷に終わり、契約更新には至らなかった

マクブルームは日刊紙『The Korean Daily』のインタビューで、「日本での経験が、韓国で再び野球をする決断をする助けになった」と語った

初めてオファーを受けた際、彼には決断が容易だったという

日本での2年間の経験が、韓国での野球に対する期待感を高めているようだ

さらに、彼は日本と韓国の野球文化の違いについても触れ、「韓国の投手と対戦するのは初めてだったが、野球のスタイルはアメリカと大きくは変わらない」と語った

また、「韓国の雰囲気は親しみやすく、適応が簡単だ」とその感想を述べている

KBOでは、NPBでの経験がある助っ人選手の活躍が目立っており、昨季には元阪神のメル・ロハスJr.が打率.329、32本塁打という驚異的な成績を残した

また、元広島のマット・デビッドソンは、本塁打王に輝いており、マクブルームにも同様の成功が期待されている

マクブルームがこのチャンスを生かし、韓国でどのようなパフォーマンスを披露するのか注目が集まる

マクブルーム選手の韓国プロ野球での新たな挑戦は、彼の過去の実績や経験を活かす良い機会です。日本での野球体験が韓国での適応を容易にしたようで、彼のパフォーマンスに期待が寄せられています。アジア球界での成功が、彼にとっての「コリアンドリーム」の実現となるか注目です。
ネットの反応

元広島カープのマクブルーム選手がKBOに挑戦する中で、日韓野球の違いについてのコメントが多く寄せられました

多くの読者は、韓国のピッチャーはアメリカンスタイルの真っ向勝負が多く、しかしその球質はメジャーリーグに比べて劣っているため、打つのが容易であるとの意見をお持ちです

また、日本の投手は高いレベルでの技術や駆け引きが求められるため、外国人選手が適応しづらいと感じる一方で、KBOは比較的打者に優しい環境であるとの指摘もありました

一部のコメントでは、KBOのレベルの低さが証明されつつあるという内容もあり、特に実績の無い選手が韓国で活躍できる例が挙げられ、日本と韓国の野球のレベル差についての厳しい見方がありました

また、マクブルームが日本での経験がKBOでの適応に役立つだろうという楽観的な意見もありました

全体的に見て、韓国野球の環境は日本のNPBと比べて打者有利であり、投手のレベルが低いと感じられているため、多くの選手が挑戦しやすい基盤があるという考えが広がっています

また、韓国の野球文化はアメリカの影響を受けている一方で、技術や頭脳で勝負する日本のスタイルとは対照的であるとの意見も見受けられました

ネットコメントを一部抜粋

  • 活躍できる所が見つかったのは良かったと思いますよ。
  • 日本で成績が出ない選手を、安値で獲得する韓国ルート
  • NPBは投手のレベルが高いですからね。
  • アメリカとは大きく変わらない。適応は日本より簡単。
  • KBOはアメリカ野球の劣化版で、技術と頭脳で勝負するのが日本の野球。
キーワード解説

  • 代替外国人選手制度とは?:KBOにおける制度で、6週間以上の治療が必要な選手に代わり、最大10万ドルで他の外国人選手を獲得できる仕組み。
  • NPBとは?:日本のプロ野球リーグで、メジャーリーグベースボール(MLB)に続く世界で2番目に人気のある野球リーグ。
  • OPSとは?:出塁率と長打率を足し合わせたもので、選手の攻撃力を示す指標。高いほど効果的な打者を意味する。

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