西武・高橋光成、597日ぶりの勝利投手を目指し奮闘

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<西武-楽天>◇29日◇ベルーナドーム 597日ぶりの勝利投手を目指す西武高橋光成投手(28)に、序盤から援護点が入った

初回、1番西川愛也外野手(25)が安打で出塁後に盗塁に成功すると、3番渡部聖弥外野手(22)が先制適時打を記録した

これにより、高橋は初回から得点の援護を受け、投球に集中することができた

続く2回、カウントが0-2に追い込まれた古賀悠斗捕手(25)が安打で出塁し、9番打者の児玉亮涼内野手(26)が右翼への適時二塁打を放ち、追加点を獲得した

昨季は0勝11敗と苦汁をなめた高橋にとって、先制点は気持ちを楽にした追い風となった

ちなみに、高橋光成投手は、前回の白星が2023年9月10日で、そこから20登板連続で勝利投手になれずにいた

この日は初回にいきなり2者の連続四球で押し出されるピンチを迎えたが、慎重な投球で後続を断った

また、2回には相手のミスを活かし、無失点で抑えると、3回には見事に3者凡退を成し遂げた

高橋光成投手の597日ぶりの勝利を目指す姿勢は、多くのファンやチームメイトたちに勇気を与えるものである。昨季は苦しんだが、今季の先制点は彼にとって心強い後押しとなったことだろう。選手たちの連携と自信が試合の流れを良い方向に導き、高橋が勝利投手として名を刻む日も近いのではないか。
キーワード解説

  • 援護点とは?チームが投手を助けるために得点をあげることで、投手のプレッシャーを和らげる重要な要素です。
  • 四球とは?投手がボールを投げた際に、打者が打たずに一巡することを指し、ランナーが出る機会を与えることになります。
  • 無失点とは?試合において、一方のチームが相手チームに得点を許さないことを指します。
  • 適時打とは?ランナーが出ている状況でヒットを打ち、そのランナーが得点に結びつく打撃のことです。

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