末包は、試合の中で2点を追う四回に同点の4号2ランを放つと、六回には2死三塁の場面で勝ち越しの適時打を打ち、今季3度目の1試合3打点を達成した
しかし、チームは今季2度目のサヨナラ負けを喫し、連敗を4に伸ばすこととなり、順位は3位に転落した
今後の試合で、この悪い流れを断ち切る必要がある
試合の中で白球が左翼スタンドに舞い上がると、広島のファンからは歓声が上がり、末包の価値ある活躍を証明した
まず、2点を追う四回には2死一塁の場面で「体が自然に反応できた」と語りながら、相手ピッチャー・井上のカーブを泳がせる形で打ち返し、同点の4号2ランを放った
この一発により、重苦しくなりつつあったチームの雰囲気を一新した
その後も末包は、六回に再び打席が回り、2死三塁の好機で中前に適時打を放つ
初球の直球を空振りしたが、「もう一個前で(打とう)というイメージを持っていた」と振り返り、次の149キロの直球を見事にはじき返した
延長十二回にも打席が訪れたが、相手のダイビングキャッチでアウトになったものの、好機を作ると共に打撃の安定感を見せた
今シーズンの巨人戦において、末包は打率・412を記録しており、これはセ・リーグ5球団の中でも最高の数字である
彼のプロ通算本塁打は26本だが、そのうち9本が巨人戦での成果であり、ホームシティである東京ドームでは通算打率・357、4本塁打、12打点を上げている
この日、末包は前カードのDeNA戦での11打席連続無安打から立ち直り、良好な状態で打席に入った
「全部が全部、来た球を打てるわけではないので、ここに来た球は絶対打つという割り切りを持って打席に入っている」と意気込みを語った
新井監督は「いいホームランだった
タイムリーは読みがあったと思う
思い切りのある、いいタイムリーヒットだった」と末包を評価した
末包は「数字だけを見れば(巨人戦)相性は良いと思いますが、それでどれだけ勝ちを運べているかが重要です
明日以降に活かしたい」と語り、次戦での勝利を誓った
末包の巨人戦成績の強み
末包は今季巨人戦での成績が目を引くもので、彼の打撃スタイルが特に生かされるカードとなっている今回の末包選手の活躍は非常に目を引くものであり、彼の打撃力がチームにどれほど影響を与えているかが分かります。しかし、結果的にチームが負けてしまったことが残念です。彼の個人的な成績は良いものの、勝利に結びつけるためのさらなる努力が必要だと感じます。チーム全体でのパフォーマンスの向上が求められます。
ネットの反応
今回のコメントでは、末包選手の活躍が評価されている一方で、チーム全体の運営や采配に対する厳しい意見が多数寄せられています
特に新井監督やコーチ陣に対しては、選手たちの能力を最大限に活かし切れていないとの批判があり、彼らがチームを万年Bクラスに追いやるのではないかとの懸念が示されています
また、末包選手の見極め能力や打撃のスタイルに感心するコメントがあり、彼の成長に期待を寄せるファンもいます
このように、彼が打ったホームランやタイムリーに対しては高い評価がされつつも、チームの負けが続く状況においては、選手個々の活躍が勝利につながらないもどかしさも感じられます
特に、守備のミスや投手陣の選定に関しても指摘があり、今後の采配について不安を抱くコメントが多く見られます
全体として、ファンたちは勝利を求めており、連敗から抜け出すための強い采配を求めています
このような背景の中、コメントでも新井監督に対して「今のままではダメだ」と明言するものが目立ち、このままではチームの成長が停滞するのではないかと心配されています
ネットコメントを一部抜粋
顎髭が気になってしようがない。毎日手入れ大変そう。
選手は役割を果たそうとしてるのに、それを生かしきれてない新井監督とその取り巻きコーチ……。
守備のうまい小園のミスは珍しい。 次は頑張って欲しい。
末包を見ていて、感心するのは、結果として打っているだけでは無く、球をよく見極めようとしているところだと思います。
いつまでも栗林を抑えで使うのは理解出来ない。
キーワード解説
- 末包昇大とは?:広島東洋カープに所属する外野手で、卓越した打撃力を誇る選手。特に巨人戦での成績が目立つ。
- ホームランとは?:野球において、バッターが打球をスタンドに飛ばした際に得る得点方法。これを打つことでチームや観客の期待が高まる。
- 打率とは?:チームや選手の打撃成績を示す指標で、安打数を打数で割った値。打率が高いほど打撃能力が優れていることを意味する。
- 適時打とは?:試合の重要な局面で、得点につながる安打を打つこと。選手の勝負強さを示す重要な打撃。

