阪神タイガース、連敗続きの中でバッテリーへの厳しい評価を受ける

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阪神が中日戦で連敗、藤川監督がバッテリーに厳しい言葉

阪神タイガースは4月29日、中日ドラゴンズとの対戦で1-4の敗北を喫し、連敗を続けている

この試合では、阪神の佐藤輝明(26)がリーグトップの9号ソロを放ち、一時は同点に追いついたものの、先発投手の才木浩人(26)が5回に重要な四球を与えるなど、リズムを崩してしまった

試合は同点の状態で迎えた5回、一死一塁の場面で打席に立ったのが涌井秀章(38)だった

中日ベンチからはバントのサインが出され、才木は初球をファウルにし、2球目はボール、3球目がボールに続いて、フルカウントとなった場面で四球を与えてしまった

この四球が試合の流れを変え、才木はその後連続してヒットを浴び、得点を許す展開となった

試合後の記者会見で、藤川球児監督(44)は「バッテリーが本当に100%、今日のゲームに勝つためにベストを尽くしたのか、考える必要がある」と苦言を呈した

特に、才木―梅野の配球については、前監督の岡田彰布顧問も指摘していた問題が再浮上している

実際、この試合で才木が中日に許したヒットは6本であり、その多くがストレートに頼った結果だった

藤川監督の苦言は、特に入りの球の選択や配球の駆け引きに顕著で、才木はストライクを早く取りに行く傾向があった

過去の試合でも成功を収めているフォークを駆使して、打者を追い込む必要があったが、これを応用する余地がなかったとの反省が出ている

この日の敗戦は、しっかりとした分析が求められる試合となった

阪神が今後どのような戦略を練るのか、注目が集まる

阪神の藤川監督がバッテリーに対して厳しい評価をしたことは、チームの意識改革の重要性を浮き彫りにしています。投手と捕手の連携は、特に試合展開において重要な要素であり、戦略的な配球が求められます。このような批判を受けて、今後の阪神がどのように立て直すのかが注目されます。
キーワード解説

  • バッテリーとは? 野球における「バッテリー」とは、ピッチャーとキャッチャーのコンビネーションを指します。この二人の連携が試合の勝敗を大きく左右します。
  • 配球とは? 配球とは、投手がどの球種を、どのタイミングで投げるかを決める戦略のことです。これにより打者の打ち方を揺さぶることができます。
  • 四球とは? 四球とは、投手がボールを投げすぎて、打者がボールを一度も振らずに四回ボールを受け取ることで、自動的に一塁に進める状況を指します。

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