両チーム合わせて26安打が飛び交う乱打戦となったこの試合では、阪神が3点を先制するも、その後はソフトバンクの打線が爆発し、阪神の先発投手・津田敦哉が大きな打撃を受ける結果となった
試合は初回、阪神が豊田と福島の連続安打で無死二・三塁のチャンスを作り、高寺が内安打で1点を先制
さらに、アルエナスの四球を挟み、二死満塁の状況で百﨑がレフトに2点タイムリーツーベースを放ち、3-0とリードを広げた
しかし、ソフトバンクは反撃に転じ、先発・津田が初回に5安打を許し、5点を奪われ逆転を許してしまう
津田は4回にもリチャードに犠飛、谷川原にタイムリーを許すなどさらに3点を失い、結局4回を投げて9安打8失点(自責点7)で降板するという厳しい内容だった
一方、阪神の打線は5回に井上とアルエナスの連続タイムリーで5点を挙げ、再び同点に追いついた
8-8の同点から迎えた7回、阪神のリリーフ投手・木下が連打を浴び、ボークを犯したことでソフトバンクが勝ち越し、最終的に10-8で試合を終えた
両チームの打撃は非常に活発で、阪神が12安打、ソフトバンクが14安打を記録した
打撃に関してはそれぞれがチャンスを活かし、点を取り合う展開となったが、最後のところで阪神がリリーフピッチャーのミスにより敗北を喫した
今回の試合は、阪神とソフトバンクの両チームが壮絶な打撃戦を繰り広げました。初回に3点をあげた阪神が一時リードを保ったものの、津田投手が失点を重ね、最終的には勝負所での阪神のリリーフ陣のミスが響きました。今後の試合での反省点が早期に改善されることが期待されます。
キーワード解説
- 乱打戦とは? 野球において、両チームの打撃が活発で、多くの点数が入る試合を指します。
- タイムリーとは? ランナーが塁上にいる状態で打者が安打を放ち、ランナーが得点に繋がる打撃のことを言います。
- ボークとは? 投手がルール違反を犯すことです。例えば、投球動作を開始した後にやめたり、不正な投球をするとボークとなります。

