西武、開幕1カ月で貯金1を確保しAクラスに浮上
<西武3-1楽天>◇30日◇ベルーナドーム プロ野球・埼玉西武ライオンズが、開幕から1カ月が経過したこの日、東北楽天ゴールデンイーグルスとの対戦において3-1で勝利し、貯金1を確保したこの勝利には西武らしい戦い方が色濃く表れている
得点力の課題を乗り越えた挑戦
開幕前からの懸念事項であった得点力が、この試合でも鍵となった初回、無死一塁から長谷川が二塁打を放ち、続けて好調を維持する渡部聖が適時三塁打を放つことで2点を先制
その後、先発投手の菅井は楽天の中島のソロホームランに抑え、後続に自らの仕事を託した
山田の安定したピッチングが光る
この試合で特に注目されたのは、7回にマウンドに上がった投手・山田の活躍であった彼はここまでの6試合で防御率0.00という素晴らしい成績を残しており、これが勝ちパターンでの初登板であった
山田はストライクを先行させ、制球も良好であり、変化球を使った緩急のある投球が印象的だった
三振を狙うタイプではなく、しっかりと打たせることのできる安定感が彼の魅力である
巧妙な継投と選手起用の成功
西武のベンチは選手の好不調を見極め、適材適所に徹した起用が見受けられたこれにより、1点ずつの攻撃を重ねつつ、試合を勝利へと導く作戦が功を奏している
また、西武の球際の強さが溢れ出る場面も見られた
6回表には浅村の打球を外崎がダイビングキャッチし、冷静に二塁へ送球
これによって、試合の流れが変わった
チームの得点圏打率は2割6分7厘で、リーグでの失策数は最少
また、盗塁数はリーグ1位を誇っている
圧倒的な打力が欠けているものの、地道にプレーを重ねることで試合に勝つ姿勢が見て取れる
勝利の道は険しいが、西武復活の兆しは感じられる
今シーズンの西武は、過去の「山賊打線」と称されたような派手な戦い方から、より現実的な戦術へとシフトしている
これまでの試合から学び、強固なチーム作りに向けた模索を続けており、未来に向けた期待も高まる一戦となった
今回の西武ライオンズの試合は、勝負強い戦術が光った素晴らしい内容だった。チーム全体が得点を重ねることに徹し、守りもしっかりとしたプレーを見せた。現在の戦力を活かしつつ、新しい勝ち方を模索している姿勢は、今後の試合でも注目したい。
ネットの反応
コメント欄には、西武ライオンズの試合に対するさまざまな意見が寄せられています
特に、里崎智也さんが称賛するプレーや采配についての意見が目立ち、喜ばしい内容として受け取られています
また、選手たちの個々の成長や、特に外崎選手の活躍が大きなポイントとして挙げられています
監督の采配についても多くのコメントが寄せられ、西口監督が選手に緊張感を持たせるような起用をすることで、投手陣に良い影響を及ぼしているとの見解があります
このような采配の違いが、チームの成績への影響を感じさせています
さらに、選手の復帰や補強の必要性についても言及されており、おかわり君の出場状況や助っ人獲得の提案などが出されています
さらに、盗塁王を狙う西川選手や、得点パターンの確立についても意見があり、特に渡部選手の活躍が期待されています
他の球団からの評価もあり、「ライオンズは怖い」との声も上がっており、これからの戦いに期待が持たれています
このように、ライオンズが今後の試合で如何に成長し、昨年とは異なる戦略で勝利を掴むかが注目されているとのことです
ネットコメントを一部抜粋
武内や源田も復帰してないし、DHも固定できてない。
嬉しい内容の今日の試合でした。
外崎のあのプレーは大きかったですね。
継投起用の件わざと言ってない部分があると思いました。
ライオンズは怖いと他球団が言っていた。
キーワード解説
- 得点力とは?スポーツにおける得点力は、チームが得点をどれだけ効率的に挙げることができるかを示す指標です。得点力が高いチームは、試合を有利に進めることができます。
- 防御率とは?防御率は、投手がどれだけ失点を少なく抑えたかを示す指標で、1試合あたりの失点を計算したものです。数値が低いほど、その投手は良い成績を残しているとされます。
- 継投とは?継投は、試合中に複数の投手を使い分けながら守備を行う戦略で、リリーフピッチャーという替えの投手が登板することを指します。投手の疲労を考慮したり、相手打者のタイプに合わせた戦術です。

