巨人・山見伊織がセ・リーグ新記録を樹立、31回1/3イニング連続無失点の快挙

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■プロ野球 巨人-広島 (30日 東京ドーム) 巨人の先発投手、山見伊織(26)が30日の広島戦で素晴らしい投球を見せました

4回途中まで無失点の好投を繰り広げ、これにより開幕からの無失点記録は31回1/3イニングに達し、セ・リーグの新記録を樹立しました

これまでの記録は1963年に阪神の中井悦雄と、2023年に再び阪神の村上頌樹が打ち立てた31イニングでした

この素晴らしい記録は同時に、2007年に高橋尚成が樹立した球団記録の28イニングをも更新しました

なお、プロ野球全体の記録は1939年に阪急の高橋敏が成し遂げた38回1/3イニングです

試合の内容

試合のスタメンは1番ショートの泉口、2番レフトの若林、3番セカンドの吉川、4番サードの岡本和、5番ライトのキャベッジ、6番キャッチャーの甲斐、7番ファーストの増田陸、8番センターの萩尾、9番ピッチャーの山見というオーダーです

山見は今季5度目の登板で、成績は3勝0敗です

前回の登板である23日の中日戦では、5回を投げて5安打無失点という内容でした

立ち上がりは1人出塁を許したものの、その後は冷静に切り抜けました

2回には先頭の野間に安打を許したが、後続を抑え無失点に成功

3回には初めて四球を出すも、甲斐捕手の好プレーで盗塁を阻止

これにより、31イニング連続無失点に並ぶことができました

新記録がかかった4回、山見は先頭の小園を吉川の好守備で二ゴロ打ち取り、31回1/3連続無失点というセ・リーグの新記録を達成しました

試合全体では、打線が相手先発の大瀬良を攻略しきれない場面が見られましたが、特に山見の好投が光る試合となりました

山見の今季成績

日付 対戦チーム イニング 球数 安打 四球 奪三振 自責点
4月2日 中日 8 93 5 1 7 0
4月9日 DeNA 8 115 2 0 6 0
4月16日 DeNA 7 99 5 1 10 0
4月23日 中日 5 103 5 2 3 0
山見選手の連続無失点記録が新たなセ・リーグの金字塔を打ち立てたことは、今季の巨人において大きな成果と言えるでしょう。特に、若手投手が続々と台頭する中で、このような偉業を成し遂げるということは、チーム全体の士気を高める効果があります。今後の試合でもぜひこの勢いを続けてほしいですね。
キーワード解説

  • 無失点とは?無失点とは、投手が試合中に相手チームに得点を許さないことを指します。特に守備がしっかりしている場合や、投手の技術が高いときに見られます。
  • 奪三振とは?奪三振とは、投手がバッターを三振にしてアウトを取ることを指します。これは投手の実力を示す重要な指標です。
  • イニングとは?イニングとは、野球の試合を構成する基本的な単位で、両チームが交互に攻撃と守備を行う時間のことを指します。通常1イニングには3アウトが設定されています。

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