オリックス太田、球団史に名を刻む!4月の安打数で歴代記録に並ぶ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
<オリックス5-0ロッテ>◇4月30日◇京セラドーム大阪 オリックスの太田椋内野手(24)が、球団史に新たな足跡を残した

彼は4月の試合で、特に際立ったパフォーマンスを発揮し、1-0の3回に1死二、三塁の好機を活かして中前への2点適時打を放った

このプレーは特に注目されるもので、ロッテの先発投手である種市のカウント2-1の4球目を捉え、低めのフォークボールを打ち返した

太田は試合後、「みんながつないだチャンス

内野が引いていたので、内野ゴロでも1点、前に飛ばそうと思っていた」と振り返る

これにより、彼は84年のブーマー選手、03年の谷佳知選手が記録した月間最多39安打に並ぶ記録を達成した

前日までに安打数が38に達していた太田は、「知っていましたが、試合中は特に意識していませんでした

目の前の1球に集中していました」と述べた

なお、彼はパ・リーグの4月における安打数でもブーマー選手、02年の小笠原選手と並び、歴代5位に位置付けられた

彼の好調の秘訣について、太田は「追い込まれてからの粘りができている」と分析

さらに、登録されている人数に対して全試合出場しており、打率は驚異的な4割1分1厘に達している

岸田監督も「今は調子がよい

対策が取られるかもしれないが、今の調子を維持して思い切って続けてほしい」と太田を称賛した

太田は18年ドラフト1位でオリックスに入団し、これまで度重なる怪我に悩まされてきたが、風呂に入ることでケガ予防に努め、入念なストレッチを行っている

5回までにチーム全員が安打を記録し、合計12安打を打つという打線の破壊力を見せつけた

太田は「周りにしっかりつないでいくという気持ちでやっています」と冷静に語り、これからも打ち続ける意思を示した

今シーズン、ロッテ戦はすでに4戦4勝を記録し、4月を2位に1.5ゲーム差をつけて首位で終えた

来月も彼が打線をけん引する期待が高まる

オリックスの太田選手の活躍は、打撃の安定感とチーム全体の士気を高める要素でもあります。ケガに苦しみながらも、今季は素晴らしい成長を見せており、今後の試合が楽しみです。彼の精神的な強さがチームにポジティブな影響を与えるでしょう。
キーワード解説

  • 適時打とは?タイムリーとも呼ばれ、得点に繋がる安打のことです。
  • 打率とは?選手が打席に立った回数に対するヒットの割合を示します。
  • 粘りとは?ピッチャーとの対戦において、簡単に打ち取られずに最後まで粘ることを意味します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。