中日・岡田俊哉投手が支配下登録、復活への意欲を語る

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2025年5月1日、中日ドラゴンズの岡田俊哉投手(33)がルーキー時代以来の背番号「11」を復活させ、支配下登録の決定に伴ってバンテリンドームナゴヤにおいて記者会見を行った

岡田選手は、昨年から育成選手としてじっくりとリハビリに取り組み、再び一軍の舞台に立つ準備が整ったと強調した

会見では、岡田選手は「年齢は少し上がったものの、若い選手たちには負けないように頑張ります」と語り、自信を見せた

岡田選手は、2023年2月22日の練習試合中に右大腿骨を骨折するというショッキングなアクシデントに見舞われた

この怪我は彼のキャリアに大きな影響を与えるものであったが、彼はそれを乗り越え、育成選手としての昨シーズンにおいて14試合に登板し、3勝1敗という素晴らしい成績を残した

また、今季はウエスタン・リーグの3試合で防御率0・00という素晴らしい数字を記録し、支配下復帰を勝ち取った

その間に、トレーニングとリハビリに尽力してくれたスタッフへの感謝の気持ちも忘れなかった岡田選手

彼は「完治するまで支えてくれたトレーナー、SC(ストレングス&コンディショニング)に感謝したい」と述べた

さらに、メジャー挑戦を果たした後輩・小笠原慎之介投手からの背番号11の由来は、後輩が「つけてくれ」という言葉をくれたことにも触れ、その影響が大きかったことを明かした

岡田選手の復活を見守ってきた井上一樹監督(53)は、岡田に対する期待を語り、「ショートイニングでもロングリリーフでも先発でもできるという評価だ

彼の決意を評価し、私も彼を信じて起用するつもりだ」とコメントした

会見の最後に岡田選手は、「1軍で投げることができるなら何でもやります」と自らの意気込みを語り、期待を寄せるファンへの感謝も忘れなかった

怪我を乗り越え、復活を果たした岡田投手の今後に注目が集まる

岡田俊哉投手の復活劇は、選手としての強い意志を証明しています。怪我からの回復過程を経て再び一軍に復帰する姿勢は、同じくリハビリに励む選手たちに勇気を与えるでしょう。岡田選手の決意と成績向上の姿勢が、今後の中日ドラゴンズにとってどのように貢献するのかが楽しみです。
キーワード解説

  • 支配下登録とは?「支配下登録」とは、プロ野球の選手が所属するチームからの正式な契約を意味し、育成選手から一軍で活躍するためのステップアップです。
  • サイドスローとは?「サイドスロー」とは、投手が腕を横に振ってボールを投げる投法の一種で、投球の角度が独特であるため、打者にとっては打ちにくい場合があります。
  • 防御率とは?「防御率」とは、投手が試合の中でどれほど失点を抑えられたかを示す指標で、低いほど優れた投手とされます。

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