ロッテの八木彬、今季初登板で見せた光るピッチングの内容とは

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ロッテの八木彬選手が、4月30日のオリックス戦で今季初登板を果たした

先発投手の種市篤暉に続いてマウンドに上がった八木は、この試合で圧巻のパフォーマンスを見せた

先頭打者の野口智哉を143キロのフォークで空振り三振、続く若月健矢も151キロのツーシームで見逃し三振に仕留めた

八木はこの試合で1回・12球を投げ、被安打1本、奪三振2という無失点の結果を残した

特に、ツーシームというピッチングスタイルは、昨年からのモデルチェンジの一環で、今季もそのスタイルを貫く意向を示している

八木の進化と試行錯誤

昨シーズン途中からツーシーム主体の投球に切り替えた八木は、2月16日の楽天モンキーズ戦で最高のスタートを切った

そこでのピッチングは0被安打、2奪三振という結果であった

八木は「引き続き、ツーシームを投げ続けていくことでゴロアウトが増える」と意気込んでおり、その後のオープン戦でも調子を上げていった

しかし、3月の練習試合やオープン戦では打たれる試合が続き、開幕時には二軍スタートとなった

自己分析によると、「体が開き気味になっていることが原因であり、まずはストレートを強化する必要があった」と話していた

ストレートを投げることでツーシームが生きるとの発言から、ピッチングスタイルへの再調整が見て取れる

今後の展望

今後はストレート、ツーシームを駆使したピッチングが求められる八木

彼は「強い真っ直ぐを投げることが今の課題」と述べ、さらなる成長を誓った

4月11日以降は無失点を続け、急速に昇格を果たした八木の今シーズンの成績に期待が寄せられている

八木のピッチングスタイル

投球スタイル 内容
ツーシーム ボールが通常のストレートよりも変化しやすく、打者にとっては難しい球

ストレート 最も基本的な投球で、球速や直球の威力が重要になる

フォーク 落ちるボールであり、打者のタイミングを崩すのに役立つ

八木彬選手のピッチングには、試行錯誤が垣間見えます。彼は特にストレートを強化する必要を感じ、従来のツーシームに加え新たなスタイルを模索しているようです。この進化は、今季の彼のパフォーマンスに大きな影響を及ぼす可能性があります。不振からの反発や、成長を遂げる彼の姿に、ファンの期待も高まるばかりです。
キーワード解説

  • ツーシームとは?:ツーシームは、投球の種類で、ボールが通常のストレートよりも横に変化する特性があります。これにより、打者がバットに当てるのが難しくなるため、多くのピッチャーに利用されています。
  • フォークとは?:フォークは、落ちるボールの一種で、バッターのタイミングを狂わせるために使われることが多いです。特に三振を奪うシーンで効果を発揮します。
  • 防御率0.00とは?:防御率は、投手がどれだけ得点を防いでいるかを示す指標です。0.00の値は、投げた全てのイニングで得点を許さなかったことを意味します。

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