中日ドラゴンズ・岡田俊哉選手が支配下復帰を果たす

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中日ドラゴンズは1日、岡田俊哉投手(33)の育成契約から支配下契約への復帰会見を、バンテリンドームで開催しました

岡田選手は「今はうれしい気持ちでいっぱい」と笑顔を見せ、会見の場を盛り上げました

復帰への道のり

岡田選手は、背番号を「210」から入団当初の「11」に変更しました

この背番号は、メジャーリーグ・ナショナルズに移籍した小笠原慎之介投手からも「ぜひつけてほしい」との思いが込められていたものです

一軍キャンプでの活躍

今季は一軍キャンプでスタートし、二軍では登板した全3試合で先発

15回を投げて、3失点(自責点0)という素晴らしい防御率0.00を記録しています

井上一樹監督は、岡田選手の起用について「ショートでもロングでも先発でも」と幅広い役割を期待しています

大けがからの復活

岡田選手は昨年の春季キャンプ中、右大腿骨を骨折という大けがを負いました

投球中に転倒し、現場では救急車が必要になるほどの事態でしたが、早急な処置により後遺症は残りませんでした

「折れるはずのない骨が折れた

まず立てない」と振り返った岡田選手が、周囲の支えによってここまで復帰できたことに感謝の意を示しました

不安と向き合う岡田選手
実戦復帰した昨年5月以降、「手応えはあった」と岡田選手

再び2桁の背番号を目指し、着実に成績を残してきました

ただし、「投げる怖さは今でもあります

しかし、投げたい気持ちが勝っています」と、正直な感情も明かしました

岡田選手は09年ドラフト1位で入団し、今季がプロ16年目

これまで通算350試合に登板し、19勝23敗・19セーブの成績を残す実力派投手です

岡田俊哉選手の復帰は、多くのファンやチームにとって感動的な瞬間です。ケガからの復活は決して簡単なことではありませんが、周囲の支えを受けながら見事に乗り越えた姿には勇気を与えられます。プロ16年目の彼がこれからどのような戦績を残すのか、楽しみです。
キーワード解説

  • 支配下契約とは?育成契約からチームに正式に所属する選手に与えられる契約で、選手がチームの一員としてプレーすることができる。
  • 防御率とは?投手が試合でどれだけ失点を抑えられたかを表す指標で、小さいほど良いとされる。
  • サイドスローとは?投手が横の位置からボールを投げる投球スタイルで、球種や変化を使いやすい。
  • メジャーリーグとは?アメリカのプロ野球リーグで、最高峰のリーグと言われている。

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