この試合では計４度の満塁機に恵まれながらも、いずれも無得点という信じがたい結果となり、最終的には１６安打を放ちながらも１６残塁を記録した
新井監督は「ヒットも出ている
あともう少しだね」と前向きな姿勢を示したが、打線の苦しい状況は続いている
試合の序盤、初回に相手の先発投手・田中将からの５連打により、坂倉、ファビアン、菊池がそれぞれ適時打を放ち、早々に３点を先制した
この時点では未だ低迷気味だった打線が目を覚ましたかに見えたが、その後は打線が沈黙し、苦しい時間が続いた
特に目立ったのは、初回の後や三回、四回にそれぞれ得点機を迎えながら、ドミンゲスや矢野、田村らが凡退し、最大で１１残塁を記録した
最終的に、９回には無死満塁の勝ち越し機に恵まれるも、ファビアンが本塁併殺に倒れ、菊池の三ゴロも相手に捕らえられて無得点のまま終わった
この展開は広島ファンには受け入れ難いものとなった
試合を通じて、野間、末包、菊池の３人が猛打賞を記録するなど、個々の打撃には良さが見られたが、得点につながらなかった点が大きな課題となった
新井監督は「チャンスもつくれている
あと少しのところまできている」と励ましの言葉を投げかけ、次戦へ向けての希望を失わなかった
これで今季、関東地方の球場では８戦全敗となった広島
次は広島に戻ってナイターゲームが待っており、疲れを癒しながら流れを取り戻せるか、注目が集まる
広島の試合運びには明るい部分も見られたが、それと同時に得点に結びつかない悔しさが残った。特に満塁での無得点は精神的にも選手に重くのしかかるだろう。しかし監督の前向きな姿勢は次戦に向けての希望となる。今後、打線の改善が期待される。
ネットの反応
カープが今季ワーストの16残塁を記録し、サヨナラ負けしたことに対してファンからさまざまなコメントが寄せられています
試合では選手が頑張ってヒットを打っても、得点に結びつかない状況が続き、ファンからは「情けない」という声が上がっています
また、試合の采配についても厳しい意見があり、「采配が悪すぎる」「首脳陣の無策が原因で負けている」という指摘が多く見られます
特に新井監督に対する批判が強く、選手に対するチャンスの与え方や、試合中の判断について不安視する声が多いです
中には「選手がトラウマになっているように見える」といったコメントもあり、選手たちがプレッシャーを感じているのではないかと心配するファンもいます
さらに、若手選手の起用についても議論されており、「若手を活かす方が未来に繋がる」といった意見もあります
一方で、選手層が薄いことから、「得点源が無い」との声も聞かれ、本塁打を打てる選手がいないことから得点を重ねるのが難しくなっている現状が際立っています
ファンは試合結果だけでなく、首脳陣の方針にも不満を抱き、「もっと選手を活かす戦略を取るべき」「選手をしっかりと育ててほしい」との期待がこれからのカープに寄せられています
これらのコメントからは、勝利を望むファンの切実な思いや、チームを支えるためには何が必要かについて考える気持ちが強く表れていることがわかります
ネットコメントを一部抜粋
初回だけを見たら負けるなんて思ったカープファンは1人もいないだろうな。
ヒット出ても16残塁って情けない。
もう少しとかねぇーし。
首脳陣、オーナー共々辞めちまえよ。
ファンの意識が変わらないと、新井が我慢して起用してもファンに潰されてしまうよ。
キーワード解説
- サヨナラ負けとは？試合が同点のまま進み、相手チームが最後の回に得点して勝ちとなる負け方のことです。
- 満塁機とは？野球において、チームの全ての塁が埋まっている状態を指し、得点のチャンスが高い状況のことを言います。
- 猛打賞とは？一試合で多くの安打を放った選手に贈られるもので、通常は３安打以上を記録することが条件とされています。
- 併殺とは？一度のプレイで二つのアウトを取ることができるプレイで、主にゴロを打った際に発生します。
