ホールドとは、試合が続いている場面でリードを保持する形で投手が登板し、その後の投手が勝利投手になる場合に与えられる称号である
近藤選手はこの日、支配下登録から2度目の登板となり、6回のマウンドに上がった
「1点リードはこれまでなかった」と語る彼の表情には緊張感が漂っていた
試合の流れは容易ではなかった
2四球を出し、さらに自らの捕球ミスによって2死満塁のピンチを迎えた近藤選手
「置きにいったりしないように」と強気で臨んだ対戦相手は森下
フルカウントの9球目、彼が投じた148キロの速球は内角をつき、打者はバットを空振りしてしまった
持ち味の「まっスラ」は見事に決まり、結果的に得点を許さなかった
試合後、勝利に貢献した近藤選手はお立ち台に立つ嬉しさを噛みしめ、「あの時の拍手とは違う
最高です」と感謝の意を示した
2023年8月25日のDeNA戦では1イニング10失点し、ファンから励ましの拍手を受けたが、今回はその苦闘を乗り越え、勝利を共に祝う拍手に囲まれる喜びを味わった
中日・近藤選手がプロ初ホールドを達成したことは、大きな成果であり成長を示しています。緊張感のある試合でのピンチを乗り越えた経験は、今後の彼の自信に繋がるでしょう。ファンからの応援を受け取り、これからも一層成長を遂げてほしいですね。
ネットの反応
近藤廉投手の初ホールド達成を受け、コメントには彼の成長に対する称賛や期待が寄せられています
特に、彼が過去に10失点を喫した試合から克服し、今回の試合で見せたピッチングは、多くのファンの心を打ちました
コメントの中には、あの苦しい時期を思い出したファンや、彼の復活を祝福する声が多く見られました
「本契約復帰、初ホールドおめでとう！」といった言葉が投げかけられ、彼の努力とメンタルの強さに感謝する意見もありました
さらに、「森下選手から三振を取った瞬間、思わず吠えました」という声もあり、彼の勝負強さを称賛するコメントも多くありました
また、近藤投手が試合中に見せた堂々とした態度や、チームメイトとの連携を評価する意見もありました
「この試合での経験が次に生きることでしょう」といった期待の声も多く、今後の彼の成長に対する期待感が高まっていることが伺えます
コメント全体からは、近藤投手への温かい応援が感じられ、彼の今後の活躍を楽しみにしているファンの姿が描かれていました
ネットコメントを一部抜粋
10失点の試合は見ていて辛かった。
初ホールド、本当におめでとう！
近藤投手のピンチにも動じない闘志満々の態度に好感持ちました。
あの屈辱から這い上がってきた近藤に本当に初ホールドおめでとうと言いたい。
これからもっと力をつけて、コントロール良くして、ビシバシ投げて欲しい。
キーワード解説
- ホールドとは？試合中にリードを保持した状態で投手が登板し、その後の投手が勝利を収めたときに与えられる記録です。
- フルカウントとは？バッターが3ストライク、2ボールの状態にあることを意味します。次の投球でストライクを取ればアウト、ボールであれば四球に繋がる重要な局面です。
- まっスラとは？「まっすぐ」と「スクリューボール」を合わせた造語で、直球にスライドする特性を持つ変化球のことです。打者に対し予測を難しくさせる効果があります。
