ライガーは、おなじみの登場曲に合わせてマウンドに向かい、捕手役の海野隆史(27)に向けて渾身の一球を投じた
このボールは地面に一度バウンドしたものの、ストライクゾーンに到達した
ライガーは「コースは良かったですね~
でも、ノーバウンドでいきたかったですね」と話し、独特のユーモアを交えたコメントを残した
しかし、彼が投げた一球よりも注目を集めたのは、ソフトバンクホークスの現状だ
チームは主力選手の怪我による離脱が相次ぎ、試合前の時点で9勝16敗2分けと、借金7の最下位に沈んでいる
ライガーは「どの世界でもそうですけど、けがが一番怖いですね」とコメントし、選手たちに激励の言葉を贈った
「今はドンベ(最下位)ですが、あとは上昇するだけだと思っています
頑張ってもらうしかないですね
また優勝パレードをやってほしいです
私はそう信じています」と、チームを励ます熱いエールを送った
獣神サンダー・ライガーの始球式は、単に話題を提供するだけでなく、現在のソフトバンクの厳しい状況をも顧みるメッセージが込められています。プロレス界のレジェンドが選手たちに勇気を与えようとする姿勢は、ファンには特別な意味を持つでしょう。ライガーが「また優勝パレードをやってほしい」と願うことで、ファンもチームへの期待を新たにすることができるでしょう。
キーワード解説
- 始球式とは?:野球の試合開始時に特別ゲストや著名人が行う初めての投球のことです。この投球は試合に特別な雰囲気を与える役割を持っています。
- 渾身とは?:力をこめて行うという意味で、特に全力で行為をすることを表します。この言葉はよくスポーツやパフォーマンスにおいて使われることが多いです。

