中13日の登板間隔を空けての出場となった試合では、3回を投げ8安打3失点と結果を残せず、1回には2アウトから5連打を喫して3点を先制されるなど、再調整中であることが浮き彫りとなった
また、2回目、3回目にもピンチが続き、最終的には追加点を許さなかったものの、打席が回ってきた際に代打が送られ交代した
幸運なことに、チームは同点に追いつき、延長12回の末にサヨナラ勝利を収めたところに救いがあった
田中は前回の4月17日のDeNA戦でも2回7安打6失点と早々に降板する苦しい内容だった
ファームで再調整を行う中でチャンスを得たが、依然として試合を作ることができなかった
他球団のスコアラーは、「打球の不運さもあったが、ストライクゾーンに球が揃い過ぎた」と分析している
田中は、内外角をコントロールするタイプではなく、ストライクゾーンで圧をかける直球を武器としている
しかし、近年はその直球のキレが落ちており、空振りを奪えない状態だという
結果、変化球でもタイミングをずらせず、痛打を浴びる場面が多くなっている
これについて本人もフラストレーションを感じていると考えられる
田中は今後、桑田真澄2軍監督や久保康生巡回投手コーチのアドバイスに基づき、フォームの見直しに入る予定だ
しかし、復活への道のりは決して平坦ではない
今年2月の春季キャンプから「縦振り」にするフォームに矯正を試みてきたが、一朝一夕に劇的に改善することは難しい
過去の成功事例としては、菅野智之投手が久保コーチの指導のもとでフォームを見直し、昨年最多勝を獲得した例がある
しかし、結果に結びつくまでには約1年以上の期間がかかったこともあり、田中も同様の努力が求められるだろう
田中将大選手の状態は決して楽観視できるものではない。体の動きを見直すことは重要だが、時間がかかるため、ファンとしては彼の成長を気長に見守る必要がありそうだ。再調整を経て、復活する姿を期待したい。
ネットの反応
楽天から巨人に移籍した田中将大投手が、無期限の2軍調整を行うことが決定しました
この決定を受け、ファンの間では中継ぎへの配置転換が話題になっています
コメントでは、田中選手が現在の状態では先発投手としてなかなか厳しい状況にあり、リリーフに転向するのは一つの選択肢であることが示されました
ただし、中継ぎに転向することで200勝達成の道が遠のくのではないかという懸念も多く寄せられています
具体的には、現在の田中投手は5イニングを投げることもできず、1イニングだけなら全力で投げられるのか疑問だという意見が見られました
また、相手チームにとっては中継ぎのリリーフ選手としての恐怖感がないとの厳しい指摘もあり、現在の巨人の中継ぎ陣との競争が難しいことが強調されています
中でも、田中選手の直球の威力やキレに問題があるという意見が目立ち、以前のようなストレートが無ければ、スライダーとスプリットの効果も半減するとされています
一方で、田中選手の実績を尊重する声もあり、「国宝級の実績を残した選手であり、年俸もそれに見合ったものが必要だ」との意見もありました
さらに、彼の人間性や長いキャリアを考慮すべきだという声も一部で上がっています
コーチ陣との関係や練習方法に関し、「復活には時間がかかる」とする見解もあり、今後の調整に期待しながらも、厳しい目線が向けられています
全体的に田中選手が今後どのように進むのか、ファンの関心が集まっている状況です
ネットコメントを一部抜粋
先発の5イニングも投げられないなら中継ぎ「降格」するしかないですね。
昨日の試合も一回から3点取られたし、中継ぎに配置転換しても打たれるのが一回から七回や八回に変わるだけのことじゃね？
中継ぎに転向もいいんだろうけど、200勝へのハードルがかなり上がるよな…。
打たれてるわりに完璧に捉えられる当たりは少ないんよね。
田中はプライドが高いから中継ぎはやらないと思うけどな。
キーワード解説
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