阪神タイガースは、90周年を記念して特別なイベント「未来につなぐトライアルベースボール〜打ちたいねん!投げたいねん!走りたいねん!〜」を開催しました。このイベントは、OB選手たちが講師となり、親子で一緒に野球を楽しむ機会を提供するもので、野球の魅力を伝える場となりました。
5月29日(火・祝)、甲子園球場には、阪神タイガースOB会会長の掛布雅之氏をはじめとして、10名のOB選手が集まりました。イベントは、二部構成で行われ、第1部では親子ペアが「打つ」「投げる」「走る」の基本を体験しました。OB選手たちがそれぞれの技術を教え、親子で楽しむ姿が見られました。特に「打つ」エリアでは、糸井選手や鳥谷選手が子供たちに打つ楽しさを伝え、「走る」エリアでは、関本選手たちが駆け抜ける喜びを教えました。
第2部では、阪神タイガースアカデミー生120名がポジションごとの専門的な技術指導を受けました。参加者たちはOB選手との記念撮影やハイタッチも楽しみ、笑顔に満ちたイベントとなりました。
また、イベントの終了後には、令和6年能登半島地震災害義援金の贈呈式も行われており、掛布OB会会長が義援金を贈呈しました。
掛布雅之OB会会長のコメント
「甲子園で親子が一緒に楽しむイベントは貴重で、皆さんの笑顔を見ることができて良かったです。これからもこうしたイベントを続けていきたい。」
桧山進次郎OB会副会長のコメント
「子供たちが甲子園での野球を楽しんでくれたことが嬉しいです。」
このように阪神タイガースのOB選手たちは、未来の野球を担う子供たちに向けて、野球の楽しさを伝えるだけでなく、親子の絆を深める場を提供しています。野球人口の減少が懸念される中、今回のイベントがその打開策となることを願っています。


