この試合で阪神の先発選手デュプランティエが、2回に待望の来日初安打を打ったことを受け、古田氏はその際のベンチの様子や、自身の2000本安打にまつわる思い出を語りました
デュプランティエの安打に対しては、阪神ベンチが記念球を大切に保管したことについて、古田氏は「ボールを大事にする人と、それほど気にしない人がいる
私は後者の方かな」と述べ、選手やファンがそれぞれの思いを持っていることを強調しました
古田氏は、2005年4月24日に広島戦で達成した捕手としての2000本安打についても触れ、その際の記念球が手元に残っていないことを明かしました
観戦していたファンが安打の記念ボールを届けようとしたが、「あなたのものですから」と受け取ることはなかったというエピソードを語りました
また、そのボールは後に球場に寄贈されたと聞き、「そうしたファンの気遣いには感謝している」と感慨深そうに話しました
古田氏の話からは、記念球がオークションで取引されることが多い一方で、ファンと選手の間にある温かな絆や、思い出を大切にする姿勢が感じられます
こんな「いい話」がもっと多くの人に知られることを願います
古田氏の話は、記念球に対する思いを考えさせられる内容でした。特に、物を大切にすることが時に形だけに残らないこともあると考えさせられました。ファンとの温かな絆が描かれており、球界の理想的な関係を示しているようです。
キーワード解説
- 記念球とは?:試合での特別な出来事に関連したボールのことで、多くの場合はその出来事を記念して保存されることがあります。
- 2000本安打とは?:プロ野球の選手が、安打を2000本打つことを指し、非常に偉業とされる記録です。

