享年90歳
プロ野球界で「投げる精密機械」として知られ、通算320勝を記録するなど、その業績は長い間語り継がれることとなる
球史に名を刻んだ300勝投手
小山正明氏は、勝利数が歴代3位の320勝、投球回数が3位の4899イニング、完封試合数が3位の74を記録したその実績は、まさに球界のレジェンドと呼ぶにふさわしい
また、彼は「針の穴を通すほどのコントロール」を誇り、無四球試合の歴代2位である73試合を達成し、奪三振数では歴代3位の3159を誇る本格派投手だった
小山氏のコントロール論
小山氏の投球は長身から繰り出され、涼しげな表情でボールを投げるスタイルだった彼は記者に向かって、「今のプロ野球でインコースにストライクをきっちり投げられるピッチャーがいるのか?」と問いかけた
コントロールの重要性について語り、当時の選手に自らの技術を求めていた
内角に投げる技術の重要性
彼はまた、ボールの硬さと投球のリスクについても言及し、「投げるほうも責任を持たなければならない」と語った内角に投げる技術は、ただのテクニックではなく、選手の命にも関わる責任を伴うものであることを強調した
小山正明氏の逝去は、プロ野球界にとって大きな損失です。彼のコントロール論や投手としての姿勢は、これからの選手たちにも影響を与えることでしょう。彼のような選手はなかなか現れないため、その教えは長く語り継がれることでしょう。
キーワード解説
- コントロールとは? 投手がボールを特定の場所に正確に投げる技術を指します。
- 無四球試合とは? 投手が試合中に四球を許さず、全ての打者を自ら打ち取る試合のことです。
- 奪三振数とは? 投手がバッターを三振に打ち取った回数を示す指標で、投手の力量を示します。

