ヤクルト、阪神戦で連敗続く – 先発奥川が誤算、打線の不振も顕著

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◇セ・リーグ ヤクルト1-7阪神(2025年5月3日 甲子園)ヤクルトが敵地甲子園で阪神に1―7という結果で敗れ、今季初勝利が遠のいている

先発の奥川は5回1/3を投げ、10安打6失点(自責3)という内容で、早くも今季3敗目を喫した

試合後、高津監督は選手の状態についての不安を口にし「ファームでの再調整が必要だ」と述べた

試合経過と奥川の苦戦

奥川は星稜時代に輝かしい成績を収めた甲子園のマウンドで期待されたが、立ち上がりから制球に苦しみ、初回には味方の失策も絡むピンチを迎えた

2死一、三塁の場面で大山に中前適時打を打たれ、早々に1点を失った

3回には1死一、三塁から再び大山に左翼線への2点適時二塁打を浴び、3点差に広がった

6回には1死満塁の状況で降板を命じられた

奥川は降板後「何もありません」とコメントし、チームに不安を残した

打線の低迷

打線は阪神の先発デュプランティエに6回4安打無得点に封じられ、8回にようやく1点を奪ったものの、見せ場を作れずに終わった

これによりヤクルトは3連敗となり、今季の負け越しが6に増え、セ・リーグの最下位に沈んでいる

5月になって白星がないのはヤクルトだけで、上位との差はさらに広がる結果となった

今回の試合は、ヤクルトの先発投手である奥川が早い段階で失点を重ねてしまい、試合の流れを引き寄せることができませんでした。チームとしても打線が振るわず、攻撃陣が相手投手に抑え込まれる時間が長く続いたため、課題が山積みの状態です。高津監督が指摘したように、他の選手の活躍が不可欠な時期に差し掛かっています。
ネットの反応

ヤクルト・奥川投手が10安打6失点という成績で敗戦し、3敗目を喫した際のコメントが多く寄せられています

ファンや評論家からは彼の現状に対する厳しい意見が目立ち、中には「もはやバッピ」と称されるなど、実力不足が指摘されています

特に、細部でのミスが多く見られ、「細かなところが全くできていない」というコメントが目立つ中、高津監督への批判も少なくありません

このような状態が続くことで、奥川が1軍に戻ることが遠のくのではないかという懸念が広がっています

多くの人々は、奥川が怪我から回復した後の投球でかつての自信を取り戻せていないことを指摘しています

ファンの中には、トミージョン手術を受けた方が良かったのではないかとの声もあり、プレッシャーや期待が彼を苦しめているようです

また、「特別扱いした結果」と捉える意見もあり、一部では背番号の変更も提案されています

さらに、高津監督の育成体制に対しても疑問の声が上がっており、選手が成長できる環境が整っていないとの指摘が続出しています

一方で、奥川が短いプロキャリアの中でリーグ優勝や日本シリーズ制覇に貢献したことを評価する意見もあり、ファンからは彼への理解と応援の声も見られました

それでも、現在の結果には満足していないとの意見が多く、再建を期して2軍での徹底した育成を求める声が高まっています

ヤクルトチーム全体が今後の調整や改革に向けてどう動くのか、注目されるところです

ネットコメントを一部抜粋

  • 当然といえば当然。
  • ファームです。改善してほしいところはいっぱいある。
  • 今の奥川には怪我前のような絶望感が全くない。
  • まずは奥川投手のこれまでの活躍に対して労いたいと思います。
  • いまさらですが開幕戦の負けが響いてるなと思います。
キーワード解説

  • 先発:先発とは、野球において試合の最初に投げるピッチャーのこと。試合の流れに大きな影響を与える役割を持つ。
  • 自責点:自責点とは、投手が自分の責任で失点をした場合にカウントされる点数のこと。守備のエラーなどによって失点しても自責点にはカウントされない。
  • ファーム:ファームとは、プロの野球チームの2軍のことを指す。選手が一軍でのプレーが難しい場合、一時的にファームで再調整を行うことがある。

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