関西外大、逆転劇で優勝決定戦へ: リーグ戦最終節で感動の勝利

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◇阪神大学春季リーグ最終節2回戦 関西外大12―10関西国際大(2025年5月4日 ほっともっとフィールド神戸) 関西外大が春季リーグ最終節、関西国際大との2回戦で最大4点のビハインドを背負いながらも逆転勝利を収めた

試合は12対10で、関西外大は今シーズンの成績を8勝2敗の勝ち点24として、大産大との優勝決定戦に進むことになった

逆転のきっかけ

この試合で決定的だったのは、4番打者の渡辺大亮選手(右打ち強打者)による一発である

7回の裏、2死一、二塁の場面で、渡辺選手は左翼席に3ランホームランを放ち、一気にスコアをひっくり返した

このホームランは大学通算5本目となり、渡辺選手にとって今春1号

試合後、彼は「後輩がデータをしっかり取っていて、直球が来ないと思ったので、自分が決めちゃおうと思った」と振り返った

引退を控えた思い

星稜(石川)高校出身の渡辺選手は、今春限りでの現役引退を予定しており、今回の試合が自身の野球人生の最後の舞台となる可能性があった

彼は、チームの総力を結集して創部60年目の栄冠を目指すことを決意している

特に、「大学初の全国大会に行きたい」という強い思いが、逆転劇を呼び込む原動力となった

今後の展望

関西外大は、昨年度の2部リーグ最下位から這い上がり、今秋には1部復帰を果たした

この勢いを持続しながら、次の優勝決定戦へ向けて着々と準備を進めている

今回の逆転勝利は、選手・スタッフ全員にとって大きな励みとなり、全国大会への道を切り開く一歩となった

関西外大の逆転勝利は、選手たちの努力と団結の賜物です。特に渡辺選手の貴重なホームランは、大事な試合を勝ち取るための大きな力となりました。引退を控えた選手にとって、最高の締めくくりを迎えるために、全国大会への出場権を手に入れたいという思いが試合の中で力となりました。
キーワード解説

  • 春季リーグとは?大学野球などのその名の通り、春に行われるリーグ戦で、各チームが優勝を目指して戦う大会です。
  • 逆転勝利とは?ビハインド(劣勢)から逆に勝利することを指します。この試合では関西外大が4点差をひっくり返しました。
  • ホームランとは?野球で、打者がボールをバットで打ち、スタンドを超えて飛ばした結果、得点が入ることです。
  • 引退とは?スポーツ選手が選手活動を終えることを意味し、新たな生活や活動に移行することを指します。

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